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ダイソー100均 社長→会長 矢野博丈の夜逃げ人生とは!?

100円 百円 ダイソー 矢野博丈

百円の男 矢野博丈

100円shopダイソー。

百均の草分けで100円ショップの代名詞的存在で今や知らない人はいないくらいの大企業です。

そのダイソーの社長が矢野博丈さん。
 

 
「100均の神様」の異名を持つ矢野博丈社長は 自己否定の哲学を持つ異色企業家だ…などと言われたりして、ちょっと揶揄されることもあるのですが、個人的には好感を持っています^^

それはとても自分に正直に向き合っている人だという印象が強いから。

セリアやキャンドゥが登場する前のダイソーは質実剛健を絵に描いたような大量販売スタイルが主流で、「安くて便利」が前面に出ていて あまりしゃれっ気がないイメージがありました。

しかし、最近のダイソーはおしゃれで女性ウケする商品がどんどん出てきています。

フリューとのコラボで話題のガールズトレンド研究所シリーズをはじめ「ほんとにこれ、100均!?」と思うラインナップが目白押しです。
 

これでダイソー、儲かってるんだろうか!?と不思議な気持ちになる人は多いはず。
 

ハマチで夜逃げ。火事。転職9回。矢野博丈さんの波乱万丈な経歴

ダイソー社長・矢野博丈さんは昭和18年生まれ。

中央大学在学中に学生結婚した奥さんの実家のハマチ養殖業を引き継いだものの、3年ほどで失敗し、多額の借金(700万円)を背負ってしまった経歴を持つ苦労人。

そして夜逃げ・・・。

当時2歳の息子と奥さんを連れて、広島から東京へ夜逃げしたのです。

その後 セールスマンやちり紙交換などの職を転々とし、合計で9回の転職を繰り返しました。

実際は・・・転職9回・夜逃げ1回と火事を1回経験しているとか…波乱万丈すぎる(涙)

その時の心境を「自分の人生は終わったと思うところまで行った」と某インタビューで吐露しています。

そう思いつつも女房・子どものために、毎日がむしゃらに働く日々が続きました。

そんな中、たまたま通りかかった公民館で移動販売を見かけたことが、矢野博丈さんの人生のターニングポイントとなります。

移動販売業者に弟子入りし、そこから自分で商売を始める道を模索し始めたのです。

矢野博丈さんは当時29歳。

鍋や雑貨、荒物を移動販売で売り歩き始めた「矢野商店」これが現在のダイソーの前身です。

会社がもっと大きくなるように!そんな思いを込めて矢野社長は「大きく創る」で大創(ダイソー)産業と命名。

そんなある日の商いで、4~5人のお客さんが商品を物色しながら「こんなものを買っても安物買いの銭失いだ」と話しているのが聞こえてきました。

その時に矢野社長の中で何かがはじけた。

心の中で「畜生!なら、利益を度外視して、いいものを売ってやるわ!」と叫びます。

この一件がきっかけで「原価が高いものでもすべて100円で販売するスタイル」を生み出しました。

実際は 値札を張り替えている暇がないので、すべて100円にしてのスタートだったらしいですが。

すると、おもしろいことにお客さんの反応が大きく変わったのです。

“こんなの安物買いの銭失いよ” から「これも100円!?」「あれも本当に100円なの!?」に。
 
ダイソー 矢野
 

その後 1987年に「100円SHOPダイソー」としてチェーン展開を開始し、現在に至ります。

これまで数々の紆余曲折を経つつも ダイソーの事業は全国各地へ拡大し、世界へも広がりつつあります。

現在は海外26か国・1500店舗に出店しています。
 
 
 
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ダイソー社長矢野博丈さんの年収はいくら!?

ダイソーの2016年3月現在の売上高は3,950億円で従業員は35,000名ほど。

商品が1時間で1億円、売れてるそうです。

現在は年商4000億円を超えています。
 
ダイソー 矢野
 
ここでいうところの 4000億円とはあくまでも「年商」 つまり一年間での総売上高であって、当然すべてが社長の年収になるわけではありません。

ですから ここから人件費や製品を作る材料費、販売費、広告費、輸送や家賃などの諸々を全部差し引いてからですので・・・社長の元にとんでもない利益が舞い込むというわけではない^^;

業種によっても経費等に差がありますので、年商から年収を一律に割り出すことはできないことを踏まえたうえで勝手に推測すると・・・年収1億円をほんの少し切るくらいなのではないかなあ(あくまでも推測です!)

2012年の週刊現代・某号に掲載された「日本の大金持ち1000人(西日本版)」で儲かってる人の実名公開が載っていたのですが、矢野博丈さんはなんと14位にランクインしていました。

その時の推定年収は約1億円でしたが。
 
  

100円のカラクリ。なぜ百均で儲かる!?

大創産業はデフレ経済の象徴的存在であり、デフレ経済下の勝ち組とまで呼ばれるほどの急成長を遂げました。

100円ショップ一人勝ち時代には何でもかんでも売れる時期があったらしいですが、現在は売れるものと売れないものがはっきりと分かれてきたといいます。

熟年のバイヤーでも何が売れるかが予測できず、POSだけが頼りということも。

「POSがなければダイソーは潰れていた」と矢野社長が回想するほど、先行き不透明な時代に突入したということでしょう。

では、なぜダイソーが百均で儲かっているのか?

円高時代の大量仕入れで商売してきた(過去の話)

ダイソーは2015年くらいまでは過去の円高時代に大量仕入れした商品在庫で商売をし、利益を上げてきました。

その後の円安対策の影響もあって、これからは100円では売れない商品も出てくると予想されています。

巷の「デフレは悪」という風潮に対して、ダイソー社長は「我々は創業以来40年、いいモノを安くしようと努力してきたから、デフレが悪だといわれると違和感があるし、ナンセンスでもある」という発言をしています。

大量に生産・仕入れ・販売する手法

ダイソーは自社ブランド商品をたくさんプロデュースしていますが、そのほかのメーカーや卸売業者から直接・安く仕入れることも基本になっています。

ダイソーは仕入れルートだけでも4つ持っています。

・国内大手メーカーからの仕入れ…有名なカレールウ、鉛筆、紅茶など

・中小メーカーからの直接仕入れ…100円ショップ用に製造しているものなど

・国内の専門卸業者からの仕入れ…サンリオなどのキャラクター商品グッズ他

・自社ブランド…ダイソーは商品の8割が自社ブランド

また、消費期限が1か月を切り、スーパーで売りづらくなった商品なども仕入れて、パッケージを変えて期限内に売り切るということもあったようです(現在も同じことをしているかどうかは不明)

ロスリーダー戦略とマージンミックス戦略

ダイソー 矢野
 
ダイソーの商品はそれぞれ粗利益率が違います。

原価が100円以上のものも中にはあるので、それだけを買われると赤字ですが、お客さんに複数の商品を買ってもらえばトータルとして黒字になるという考え方をコンセプトに商品を販売しています。

例えば100円の土鍋はマグカップに比べると原価が高いので、粗利益率は低いですが、仮にお客さんがいろいろ衝動買いをしてくれれば、トータルで2割とか3割以上の粗利率が稼げるという考えです。

粗利率が高い商品ばかり陳列しているとお客さんが購入意識をそがれてしまうので、機能やデザインに優れた粗利率が低いものも混ぜて販売し、一定の客単価の獲得を狙おうというものです。

最近は200円とか300円の販売商品もありますので、それなりに良い作りになっているものは価格も差別化をして 利益をキープする工夫もしているようですね。

情報システム、独自の物流ルート、物流センターを完備してコストを抑える

スーパーマーケットのような広告・宣伝費のコストをほとんど使わない

100円shopの従業員はパートが9割以上を占めている

海外での安価な生産が70%

中国産だけでなく、タイのプラスチック工場やベトナムの縫製工場でもダイソー商品を生産しています。

ダイソーは自社ブランドの7割ほどが海外製品といわれています。

競合他社の台頭で倒産の危機!そのとき矢野博丈社長は!?

ダイソー 矢野
 
順風満帆だったダイソーの経営に徐々にかげりが見え始めたきっかけ。

それは セリアやキャンドゥなど同業他社との競争の激化が原因です。

競合他社の台頭により「このままだとダイソーは潰れてしまうかもしれない…」という危機感を持った時、矢野博丈さんは「自分のやることがことごとく否定され始めた」と当時を振り返ります。

自分のやり方は過去の積み重ねにしかすぎず、今の世の中で通用するものではない。

そんな気付きを得たときに、沈みかけた船(ダイソー)を持ち直してくれたのが、若い社員たちの力でした。

彼らのアイデアで 2012年に大々的に店内の改装に着手し、内装も商品パッケージも若い女性向けに再展開することになりました。

特に商品パッケージはパステルカラーを基調にし、色・質感共にコーディネートしやすさにこだわってリニューアル。

「安い雑貨屋さん」のそれまでのイメージを払拭し、ダイソーはすっかり「バラエティストア」の雰囲気に変貌しました。

これらは社員の発案であり、女性社員を中心とした商品改革の賜物です。

矢野博丈さんの「自己否定の精神」は笑い話にされることも多いですが、矢野社長の自己否定の精神がなかったら、とっくの昔にダイソーは潰れていたのではないかという気がします。
 
 

いざ、モンゴルへ!ダイソーが海外進出する理由

ダイソー 矢野
 
若い社員たちに助けられた矢野社長は、今度はそんな社員に刺激を与えるために、海外進出を進めていきます。

例えば 2016年12月にダイソーがモンゴルに進出していますが(首都ウランバートルに1号店を出店) それは社内活性化のためのものだといっています。

「うちの会社、モンゴルにも出店したんだよ。どんどん成長しているよね♪」・・・と社員が思う⇒雰囲気が盛り上がる⇒良い刺激になる…ということも狙いのひとつ。

刺激がほしい!とか、ちょっとした遊び心を感じさせるためだけに海外進出までできるはずはないのですが・・・それだけダイソーは100円グッズで儲かってるんですねえ^^

ハロウィンがクリスマスを超える!?パーティーグッズがダイソーの主力商品

 
そんなダイソーの昨今の主力商品は 仮装や面白い系の「パーティーグッズ」

昨年のハロウィンの頃の売り上げだけでも14億円。

この調子で成長を続けると、いずれはクリスマスの売り上げを抜くのではないかと予想されています。

SNS全盛のご時世だからこそ、個性的に目立ちたい!人から認められたい!いいねって言われたい!

今の時代は そんな欲求を満たしてくれる商品が売れるという証なんですね。
 
 

ダイソーの「世界で売れてるランキング」

【中国】中国では赤い下着が売れています。旧正月に使うためです。
 
【ブラジル】ブラジルではカラフルなお弁当箱が売れてるそうです。

【モンゴル】モンゴル店が開店したときに一番人気があったダイソー商品は、アイスキャンディーメーカーでした。


 
 
冬はマイナス20度まで下がる極寒のモンゴルでなぜ?と思いますが、おそらく寒い地域の方が暖房で室内が暖かいからでしょうね。

【シンガポール】シンガポールで売れるのは、使い捨てカイロや冬物衣料、帽子など。
 
暖かい地方なので、こういう防寒ものが売ってないんですね。

シンガポールの人が他国に旅行に行くときに「旅先は寒いのではないか?」ということで、ダイソーで防寒グッズを購入するらしいです。
 

 

百円の男 ダイソー矢野博丈

「ダイソーは潰れる、潰れる」

「一歩先のことは、ワシには見えない」

「村のため池に誰かが浮いていたら、ワシだと思ってくれよ」

これらはすべて、ダイソー社長、矢野博丈の言葉だ。

未来を見据えて常にポジティブ、堂々と人をさばくという、世間にありがちな社長の姿と、矢野はかけ離れている。

100円ショップの巨大チェーン、ダイソーのビジネスモデルもかなり特徴的だ。

一円の利益しかない商品をとにかくたくさん売る。

一個の商品は100万個仕入れるそうだ。

矢野とはどういう人なのだろう。

そして彼が創業した大創産業とはどのような企業なのだろう。

本書は、10年以上にもわたって回数を重ねられた矢野へのインタビューや、大創産業の主要な社員たち、矢野の家族、小学校の同級生らへの取材をもとにしている。

矢野の生い立ち、100円の商売を始めたきっかけ、商売の発展と企業としての成長、矢野ならではの人材の育て方などについて、歯切れよい文体で描く。

商売が軌道に乗るまでの浮き沈みの激しい人生は、あまりにハラハラさせられるので続きを読み進めずにはいられない。

また、型破りかつ人情味あふれる人柄が垣間見えるエピソードの数々にも、思わず引き込まれてしまう魅力がある。

一息に読み終えたあとには、ダイソーのセオリーにとらわれない成功のかたちから、読者はさまざまな気づきを得ることになるだろう。

2018/3/2 「ダイソー」初の社長交代

100円ショップの「ダイソー」を展開する大創産業(広島県東広島市)は3月1日付で創業者の矢野博丈氏(74)が社長を退任し、後任に次男・矢野靖二副社長(46)が昇格したと発表しました。

社長交代は1977年の創業以来初めてで、矢野博丈氏は代表権のない会長となります。

経営の若返りを図り、株式上場も視野に企業統治(ガバナンス)を強化する方針だということです。
 
 
 
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