うちの子、スマホ(ゲーム)ばかりやっていて、ちっとも勉強しない。
塾にも行ってるのに成績が下がる一方・・・。
いっそのこと、スマホ(ゲーム)を没収したほうがいいのかしら?
どうしたら子どものやる気が出るのか知りたいわ。

この記事では、こんな疑問に答えます。



息子君の友達がゲームを没収された話


スマホ没収
うちの息子君は今 高1ですが、スマホを持たせるまで三度のご飯よりゲームが好きで、恥ずかしながら、それは依存症と呼べるくらいのレベルだったと思います(今はスマホ命・汗)

それは今どきの子には珍しくないですし、友達との会話も自然とスマホやゲームの話題が多いですよね。

息子君が中学に入学したての頃、クラスの数名でゲームの話題で盛り上がっていたら、その中の1人がぽつりと「俺さあ、親にゲームを取り上げられちゃって、今持ってないんだ」と告白し、場が一瞬フリーズした・・・と言っていたことがありました。
 
その場がフリーズしたということは、おそらくそこにいた面々にも、それは一度は身に覚えがあり、他人事ではない経験だったのかもしれません。

本人がその気にならない限り 成績はブービー賞のまま


スマホ没収
その友達はむこう3年間、つまり中学を卒業するまでゲーム機(DS)を親が没収すると言われたそうです。その理由は、中間テストの成績がかんばしくなかったから。

本当に3年間没収したままにできるのかは疑問ですが、要するに親からしたら ゲームをしてないで勉強をしろ!ということですね。でもゲームを取り上げたからといって「はい、わかりました」と子供が素直に勉強を始めるでしょうか?十中八九、無理ですね。

確かにゲームは勉強の支障になりますが、100%禁止しても変わらないでしょう。

没収ではなくて ゲームの時間制限をきっちり設けるのなら話は別だけど、これでは子供の反抗が激しくなるだけかもしれません。

もしも小学生時代に 子どもを自由気ままに過ごさせていたのなら いきなり手のひらを返すようなことは両極端すぎますし、ゲーム没収だけで子どもが思うように動くのなら、誰も苦労はしないです。

しかも反抗期に入っていれば、なおさらストレートな命令は反発を増やすだけで、お互いに精神衛生上よろしくないのでは。親の方はそれほどに気にしていなくても、子の方は後々まで根に持つ可能性もあります。

この同級生の親のように、中学に入ってから突如 教育熱心になって過激な行動に走る人は 私の周囲には数人いて、同じようなやり方を何度か見聞きしています。あるママ友は息子さんの成績がほとんどビリだったため、中1から家庭教師をつけてました。親は振るわない彼の成績を何とかしたいと必死だったけれど、本人は最後までどこ吹く風でした。

家庭教師をつけ、複数の塾や夏季・冬季講習にも熱心に通わせ、参考書や問題集をたくさん買い与えるなど 親は様々な努力をしましたが、彼は最後までブービー賞でした。

その様子を見ていて、このママ友がうまくいかなかった最大の理由は「他力本願」にあると 私は密かに分析してましたし、本人がその気になって取り組まない限り、周りがどんなにがんばったところで親の思う通りにはならないのだ、という典型例だなと思いました。
 
 
 
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成功体験の気持ちよさを知らないうちは人は自分から動かない


スマホ没収
天才・秀才肌ので元来勉強好きであっても、知識を自分のものにする過程には 大なり小なりの苦労や試練を乗り越えているものです。しかし彼らはその試練を乗り越えること自体を「快感」として脳にインプットしているので、努力の苦痛を苦痛と思わないところがあります。

その達成感を得る快感を得たい気持ちが強い人が、どんどん勉強したいと思う人で、勉強ができる子とできない子の決定的な違いはそこにあります。

だから勉強をさせたかったら、勉強の成功体験を多くさせることが大事です。成功体験を重ねて上昇することができれば、自然に「ここから落ちたくない」という気持ちも生まれるし、「できた!」という達成感を得たくて次もがんばるのです。

それを裏から意図的に操作して、バックアップするのが親の役目です。「勉強しなさい」「がんばりなさい」と子にエールを送るだけだったら、黙っているほうがいいですよ。「口だけ教育ママ・パパ」の言うことは確実にスルーされます。

子供を動かしたかったら、1科目でもいいから親が子供の勉強につきあって 子どもに良い点を取らせる=成功体験を味わわせるための行動に出る必要があります。学習習慣がついていない子供に習慣をつけさせるいちばんの早道はそれです。
 

やってみせ言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ


スマホ没収
親が自分に真剣に向き合う姿を見せれば、子どもが親を見る目が変わるし、話にも耳を傾ける柔軟さを中学生までなら備えています。

高校生になったら親からの分離のカウントダウンが始まっていますのでなかなか難しいのではないかと思いますが、それでも親が真摯な態度を見せることで、思春期も半ばをすぎた「半分大人」の彼らには伝わる部分は大きいと思います。

いずれにしても、子どもに勉強させたいのなら「忘れた」だの「苦手」だのと言い訳しないで 例えば親が教科書をチェックする姿を子どもに見せればいいのです。

別にかっこいい姿を見せる必要はなくて「難しくて教えられない」とか「全然わかんない」と子どもに正直に言ってもいいじゃありませんか。1科目だけでもいいし週に1~2回だけでもいいので、子どもといっしょに机に向かう時間を設けてみるといいですよ。

手伝ってあげるのはワークの丸付けだけでもいいし、勉強のことで同じ話題を共有しようとする姿を子どもの目の前で見せたらいいんです。いちばん簡単な話題共有は、定期考査の試験勉強の時、テストのヤマを張ってみることで、親子でここアブナイかな?あそこ出そうだよね・・・など他愛のない会話をするだけでもいいと思います。

そこまでやれば、親がどれほど子の勉強を真剣に考えているか気づかせることができるし そんな親の態度を見れば、子どもはきっと変わります。

前出のママ友のように、お金をふんだんに使うだけの「他力本願」だけでは 100年かかっても結果は出ません。親が一生懸命なところを、直接 子に見せることで、子の意識が変わるのです。

よく「自分は勉強しなかったけど、子どもには同じことをさせたくない」と言う人がいますが、自分がさぼってきたことを子どもに押し付けるのも、子どもの能力をDNAのせいにするのも間違っています。それを子どもの前で言っちゃうのは、もっといただけない行為です。だって、それを聞かされた子どもは「自分の親はバカなんだ」と思うだけで、何の実りもありませんよ。

スマホやゲームを取り上げて「勉強だけしていろ!」なんて横暴な言い分で相手を素直に従わせようなんて、所詮無理な話なのです。
 
 
 
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脳科学者 茂木健一郎さんの場合


スマホ没収
脳科学者の茂木健一郎さんは常に成績が学年トップだったようなイメージがありますが、本人が言うには 小学校に入っても中学でも高校でも「最初からトップレベルではなかった」と。具体的には 中盤あたりから成績を伸ばしていって、卒業するころには学年一位になるというパターンばかりだったということです。

スタートダッシュから飛ばしていたわけではなくて、完全なる大器晩成型。

しかし茂木先生自身は周りから「勉強しなさい」と言われたことがなくて、自分でやっていくうちに勉強が面白くてたまらなくなったという秀才タイプ。元々勉強大好きな資質を持ち合わせていたには違いないのだけれど、自分をうまくコントロールする術を無意識のうちに実行していたというのです。

その方法は 脳から上手にドーパミン(気分を良くする脳内物質)を放出させることにより “勉強が楽しいもの”という条件付けをすること。“パブロフの犬”なやり方の結果、茂木少年の熱中する対象が スポーツではなく勉強になっていったのです。

これを誰にも教わるわけなく自然にやってのけてしまう時点で すでに生まれながらの「天才」なわけですが。

これに倣って 子どもの「楽しい!気持ちいい!」の状態に 自然な形で乗せてあげるまでが親の役目です。ムチばっかりくれていても相手は自分の思うようには動かないのは道理です。時にはアメをくれて、子どもの脳からドーパミンを出すサイクルを意識的に作ることで、スポーツでも勉強でも成果が上がります。

つまり「勉強しなさい!」とお尻を叩くのをやめて、どうやったら子どもの脳に学ぶ喜びを与えられるかを親が真剣に試行錯誤するのが この記事で言おうとしている結論です。
 
 
成功体験を重ねて、ドーパミンが放出されるサイクルが出来上がれば、勉強に対する苦痛が次第にやわらいでいき、「できる!」という脳の快感がクセになります。そうなれば、放っておいても子どもは自分から机に向かうようになるのです。

人間の脳は皆、そういうメカニズムで回っているもので、頭のできの良し悪しは全く関係ありません。そして勉強ができる・できないの分かれ目は、正しい方法でやるかやらないかの差でしかありません。
 
 
 
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