少年の主張作文の書き方に「文才ゼロ少年」が悩んだ件

※これは少年の主張のテーマ探しの参考にはなりません。予めお断りしておきます。

息子君がこの連休中にこなさなければいけない宿題のひとつが「少年の主張」の原稿を書くこと。

中学生がどんなことに問題意識を持っているのかを発表し合うおなじみのコンテスト。

テーマは自由ではあるものの、普段何にも考えていない自称「文才ゼロ少年」の息子君には こういう作文に四苦八苦します。

私は近くでその一部始終を見ていましたが、う~んう~んと唸っているだけで、一向に進む様子が見られません。

なかなか筆が進まないじゃん。大丈夫?

うん。いろいろ考えてるんだけどさぁ・・・。

時々、ちらりと息子の様子を盗み見るも、やはり進展はないように見えます。

今回の課題は小学校の時に書いた作文とはレベルが違って、自分の体験と意見を織り交ぜながら観衆に問題を提示し、自己主張を訴えかけるスピーチもどきの小論文。

確かにどんなふうに書いたらいいのかと悩むのもわからないでもないけれど、ちょっと時間かけすぎでしょ!

実は彼が自分で選んだテーマがあったのですが、私から見たらちょっと壮大すぎる(?)と感じるものでした。

このまま放っておいてよいものかと考えあぐねたのですが、もう少しだけ様子を見てみることにしていました。

テーマがむずかしくとも、自分の頭で考えることが最重要だと思ったからで、そんな状態を2日ほど見ていても結局進展なし。

ダメだこりゃと思ったから、助け船を出すことに。

といっても少しだけ書き方のヒントを与えただけで、具体的にアドバイスしたことは5つ。

いきなり原稿用紙に書き始めるべからず。
それがうまくできるのは、プロのライターか作家だけ。
ド素人は文章構成の設計図から作り始めるべし。

★自分が直近で体験したことを題材にすべし。
中学生目線のスピーチなのだから、幼い頃の体験ではレベルが低すぎるし「主張」にならない。
「今」に目を向けること。

★テーマが決まったら テーマに関することを何でもいいから 思いつくままに箇条書きにすべし。できるだけ具体的に、たくさん書くこと。

★それらを分類して、起承転結をつけながら話を展開していくための設計図を作るべし。
そこまで行ったら、下書きに入ってみること。

★「少年の主張」は今まで書いてきた作文とは違うもの。
自身の主義・主張をしっかり盛り込んで書くべし。
 

それでも国語力が低い文才ゼロ少年は、まだ う~んう~んと唸っているんですが、唸っているけど、脳みそに汗をかいている気配がありません。

傍で見ていて、垂れ流しの時間がもったいなくてしょーがないので、仕方なくいっしょに原稿の設計図づくりを始めることにしました。

放っておいたら、おそらく1週間経っても仕上がってこないだろうと思ったので。
 
 
原稿の設計図づくりでは、題材の見直しから始めました。

広い視野を持つために実践していることや これからやるべきことを書いていくために、最初に彼自身が考えた壮大すぎるテーマは却下。

壮大なテーマはここに書いたら笑われそうなのでナイショ
(;^_^A

もっと身近なテーマに変更しないと書けそうになかったので、テーマを一から考え始めました。

そのために自分の体験や今後の目標などを考えて、要点を書きだすところから始めました。

作文ではなく、どちらかというと小論文的なスピーチ原稿だから 内容構成がキモだよ、と言っても うなづきながらも馬耳東風。

┐( -“-)┌ヤレヤレ…
 
でも設計図さえ作ってしまえばしめたもの。

後はそれに沿った内容を書いていくだけなので、作業はサクサク進みます。

設計図作りはいちばん時間がかかる部分ですが、ここさえきちんと押さえておけば、後は楽に作業が進みます。

楽に進まないのなら、それは設計図が不完全だということです。

作文が苦手な人は、まず文章の設計図作りから始めましょう。

これは作文でも読書感想文でも同じ事で、面倒くさいと思うかもしれませんが、これこそ急がば回れ!的な作文のコツですよ。

2017年「第39回少年の主張全国大会」の内閣総理大臣賞作「仲間を守る一言」はこちら