スポンサーリンク

おすすめ本・人生にプラスな本・面白い本・考えさせられる本

読書感想文の本おすすめ【中・高校生が読みやすい作品はこれ!】

読書感想文の本おすすめ【中学生高校生が読みやすい作品はこれだ!】
...

進路に悩む高校生におすすめの本【先達の姿勢と意見を学ぼう】

進路に悩む高校生におすすめの本【先達の姿勢と意見を学んでみよう】
...

人生の転機を与えてくれるおすすめ本

人生を変える本!人生の転機を与えてくれるおすすめ本
...

ユニクロ潜入一年

「アルバイト就業規則に抵触している」「解雇通知をさせていただきたい」ユニクロ新宿ビックロ店にいつも通りに出社した著者は店長室に案内され、そう宣告される。バイト店員として働きながら書いた最初の記事が週刊誌に掲載された二日後のことだった。

本書はこの解雇に至る一年間の潜伏取材の成果をまとめた。潜伏ルポには鎌田慧『自動車絶望工場』、堀江邦夫『原発ジプシー』などの先例があるが、それらとの違いを感じるのが著者の周到さだ。たとえば著者は一度離婚して、すぐ再婚、その際に配偶者の姓に改名して潜伏取材を始めている。

それは著者の前作『ユニクロ帝国の光と影』が名誉毀損で訴えられたことと無関係ではない。この裁判は最高裁で出版社側勝訴が確定。間違いがなく、公益に資する記事は、内容が批判的であっても名誉毀損の罪に問われない、そんな法理に従って司法は同作に論評としての正当性を認めた。

この本は、ブラック企業と言われたユニクロに週刊文春の著者がアルバイトとして潜入し記事を書いたものが文庫本になったものです。第一弾もあり、訴訟にもなったりと色々とあった上で、出版されたこの本の面白いところは、バレないかヒヤヒヤしながら読むのが一緒に潜入している気分になるところです。

潜入取材というのは、誰が読んでもスリルがあるものです。企業のレポートなどは週刊誌などに載っていたりしますが、潜入しているということでとてもリアリティがありました。

内容も事細かに書かれ、実際に働いていた人が読めばわかる!と納得できるとこも多いのではと思います。一歩引いたところから書いているように見えますが、意外と著者がユニクロに染まっているような感じも見られ面白いです。

「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ「のろま」でなくなる仕事術・・・和田秀樹

いよいよ到来!? のろま「受難」の時代
「会社人間」「完全主義」の2つの面から「のろま」を大量発生させてきた 日本。
「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ、今からでも間に合う、誰でも可能な「のろま」克服法を伝授!!
人を「のろま」にする、危ない思考を変え仕事と人生がうまくいく処方箋!!

仕事を早くこなすことに対してどこかにコツか何かないかと探していたのですが、この本を読んでヒントが見つかった気がしています。

人間の努力次第で仕事を早くこなす能力がついてくるということが読んでよくわかりました。

のろまの人が典型的におちいる習慣や「完璧でないと駄目だ」といった思い込みにとらわれてのろまになってしまう悪循環、これらに悩んでいる方にお勧めの本です。

一瞬でYESを引き出す 心理戦略。…メンタリストDaiGo

カネなし、コネなし、大手事務所への所属なし。ないないずくしのDaiGoが、ここまでテレビに出続けられた理由にこそ、ビジネスに使えるメンタリズムの手法が隠されていた――。
今や、大手企業もセミナーや講演を依頼するなど、注目しているビジネス×メンタリズムを読むだけで身に着けられる!

“メンタリズム=人を操り、だまして、自分の思い通りに動かす”そんな考えは間違いです。本書で紹介するのは、「相手の潜在意識を読み取り、相手のメリットになる結果に導く」こと。最終的に相手が喜び、また自分のメリットにもなる方法なのです。

難しい手法、技術は一切ありません。さあ、この本であなたの「仕事」が180度変わります。

メンタリストDaiGoさんの書かれた本です。相手の心にいかに寄り添っていい関係を築くかということがとても分かりやすく書かれています。この本自体がメンタリストの技を使って書かれているので、その効果を実感しながら読み進めることができます。

例えば「誘導する」という項では暗示について書かれています。特定の言葉を強調する、言い方を変えて複数回使うということが書かれています。実際にこの本はそのように書かれているので暗示のかけ方が書いてある一方で、読んでいる私自身が誘導されているのが分かります。

ですからこの本に書かれていることは現実感が伴ってとても実感しやすいです。ほかにもここにいないDaiGoさんに誘導される場面がいくつかあり、とてもハッとしました。すぐに実践できるものもあり、とても面白い本でした。

戦争がつくった現代の食卓~軍と加工食品の知られざる関係

スーパーマーケットでお馴染みの「安くて長持ちする食品」のルーツは兵士のための糧食だった!

プロセスチーズ、パン、成型肉、レトルト食品、シリアルバー、スナック菓子、缶詰、フリーズドライ、さらには食品包装用のラップやプラスチック容器など、身近な食品がどのように開発され、軍と科学技術がどんな役割を果たしてきたかを探る刺激的なノンフィクション。

お弁当と軍の糧食の共通点は、手軽に運べること(保存も込み)、栄養価が高いこと、食べた人に不満を抱かせないこと。
だから、お弁当と軍の糧食は根本的には目指しているところは同じ方向である。

この言葉を主軸として、軍の糧食の歴史をひも解いていきながら、主に食糧保存についての近代の研究が書かれていることが面白いです。

例えば、砂糖や塩といった昔ながらの保存料に漬け込むのと、近代の包装紙(ラップ等)をしっかりまくのとどちらが重要度が高いか?

現代の戦争において激戦地での現地食糧調達のコストは平和な時の2倍程度。
ということはディズニーランドの水は戦地よりも価値が高いかもと個人的に思っています。

食糧というものを通して見えてくる知識が大変面白く、普段何気なくお弁当を作っている人におすすめの書籍です。

ボッコちゃん・・・星新一

スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群!
日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。

星新一のショート・ショート集です。短編なので、すき間時間にもサッと読める手軽さがいいな…と思って手に取ったところ、面白くて次から次へと読んでしまいました。

どんなゴミでもポイっと気軽に捨てられる穴があった。最初は控えめに、ためらいながら捨てていた人々だが、捨てても何のおとがめもない、その手軽さゆえに、次第に罪悪感を忘れ、捨てるごみの量や大きさがどんどんエスカレートしていく・・・この人々の心理はまさに自分にも潜在するものかも…とヒヤっとしました。

自分のまわりのあらゆるゴミを捨ててスッキリした人々の頭上にある日、小さな何かが降ってくる。それは最初にその穴に誰かが何気なく捨てた、あのゴミだった…という結末なのですが、これは今、自分たちが便利さばかりを追求してきた結果が、まさに環境破壊という形で跳ね返ってきている…、という問題と重なってしまいました。

今の自分の生活にまだまだ不満を持っている人にぜひ読んでいただきたいと思います。

花のズボラ飯 うんま~いレシピ

超人気コミック「花のズボラ飯」のレシピ本がついに登場しました。「孤独のグルメ」ハンター・久住昌之の徹底監修。

レトルトを超えたレトルト、インスタントを超えたインスタント、偶然の産物鍋、3日めのカレー&昨夜の味噌汁&コンビニおにぎりの再利用テク、まさかのコラボミックス……原作に登場するメニューを分量・時間までしっかり掲載し、誰でも作れるようにわかりやすく解説しました。

また、原作に登場しない「幻のズボラ飯」が見られるのもこの本の最大の特長。
切らずに作れるヘルシー野菜料理、炊飯器にぶっこむだけご飯、焼くだけ&チンするだけの満足おかず……「ズボラ飯を超えたズボラ飯」が花の食欲のごとく、この一冊からあふれ出しています。

きっと「ズボラ飯」のトリコとなってしまうこと間違いなしです。花になってしまったあなたは、こう叫ぶことでしょう。「うんま~い! 」

この本は、料理が苦手な人、料理をしたことがない人、でもちょっと料理をしてみたい人に全力でオススメします。なにしろ、「食パンにチョコとマシュマロをのせて焼いただけ」みたいな料理が載っています。
本当に誰でも出来ます。小学生でも出来ます。しかもこれがまた美味しいのです。

私が思うに、料理が苦手で失敗してしまう人ほど、レシピと首っ引きで作らないと出来ないような、本格的な料理にチャレンジしがちだと思います。でも本当は、この本に出ているような、「ズボラ飯」からチャレンジしたら、失敗しないで出来るんです。

この本をパラパラ見て、出来そうなのからチャレンジして、少しずつ難しいのを作っていけば、いつの間にか普通の料理も出来るようになると思います。写真がいっぱいで、読んでるだけでも楽しいので、一家に一冊、是非。

★『花のズボラ飯』とレシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」がコラボ★


 

DELISH KITCHEN - レシピ動画で料理を簡単に

DELISH KITCHEN – レシピ動画で料理を簡単に
開発元:every, Inc.
無料
posted withアプリーチ

電車に乗れない人たち

10年間売れ続けたロングセラー本の新版化。
どうしてそうなるのか、どうやったら治るのか、治療方法、効果的なリラクゼーション法をわかりやすく解説。

ここ10年で「電車に乗れない人」はさらに増えており、パニック障害という病名でなく、うつ病のひとつの症状として現れることもあるそう。

人ごみが怖い、買い物に行けない、息苦しい、吐き気がする。このバクバクの正体は何?どうしてそうなるのか、どうやったら治るのか、治療方法、効果的なリラクゼーション法をわかりやすく解説。

昔から電車やバスなどの交通機関が苦手だったのですが 最近特に弱くなってきたのでネットで色々検索した結果 こちらを購入しました。

この症状に悩まされている人が多いということや、実体験などが沢山書かれているので共感できる部分も沢山ありました。酔いが冷めてくる方法など様々な対処法なども書いてあります。

特性不安尺度などをはかれるページもあるので 自分が今 どのような状況でどのような事をすると気持ちや身体が楽になるのか分かります。同じような悩みを持っている方にはとてもおすすめです。

挿絵もありますし難しい内容が盛りだくさんというわけではないので読みやすい一冊です。あまりにひどい場合は周りの人や病院に行って相談するのが一番良いですが、その前に読んでおくと気が楽になるのではないかと思います。

あなたに幸せの魔法をかけるディズニーランドの言葉

訪れる人の心を惹きつけ、幸せにしてくれるディズニーランド。 「ここにまた来たい」と思わずにいられないのはなぜか、考えたことはありますか?心の込もったあいさつ、思いやりのある会話、細やかな気づかい。 ディズニーランドの一番の魅力は、働くキャストのサービスにあります。

「ごゆっくりおくつろぎください」「どうぞ素敵な1日にしてください」「遠くからお越しいただき、ありがとうございます」楽しさも、喜びも、ときめきも、すべての感動は、キャストの心が宿された「言葉」によって生み出されているのです。

本書では、東京ディズニーリゾートでの実話をもとに、心揺さぶるキャストの「言葉」と感動の場面を紹介します。ディズニーランドが夢の世界であり続けるために大切にしていることを、感じ取ることができる1冊です。

ディズニー関連の本を沢山所持していますがこの本はとても読みやすく感動する一冊でした。幸せの魔法、まさしくディズニーマジックをかけてくれるような言葉とエピソード。それだけではなく豆知識も書かれています。

思わずうるっときてしまうエピソードが沢山ありますし、読んだ後は毎回「頑張ろう」と思わせてくれる素敵な本です。

ディズニーが好きな人はもちろんですが気持ちが落ち込んでいる人、何かに行き詰まってしまっている人、悩んでいる人など元気や勇気を出したい方におすすめです。パークに行ったりディズニー映画を見るのも元気がでるので良いですが家でゆっくりこの本を読むのもとても良い気分転換になると思います。

本を読むのが苦手な方でもあっという間に一冊読み切ってしまうくらい読みやすいです。

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

もしも村上春樹がカップ焼きそばの容器にある「作り方」を書いたら・・・。

ツイッターで発信され、ネット上で大拡散されたあのネタが、太宰治、三島由紀夫、夏目漱石といった文豪から、星野源、小沢健二らミュージシャンまで、100パターンの文体にパワーアップして書籍化されました。読めば爆笑必至の文体模倣100連発。

この本のタイトルを一目見て、直ぐに購入を決めた書籍です。日常のなかでカップ麺の作り方など、読み物として捉えた事など一度もありませんでした。それを読み物として捉えて、しかもこの作家さんならこういう文体であろうと、ものまねをして作品としているのがスゴイと思いました。

村上春樹からコナン・ドイル、そして星野源、宮沢賢治、夏目漱石…等特徴をとてもよく捉えてイヤミが無く、書いてあります。文章を読んでいて、その作家やタレントのしゃべり口調もしくは表現が思い出されて、思わず笑ってしまう作品でした。ものまねをする人等にうってつけのまた、ちょっと楽しい気分になりたい人にもってこいの一冊です。

あと、この本を読んでいると、カップ焼きそばが食べたくなるので、カップ焼きそばも用意して読書される事をおすすめします^^

科学的に元気になる方法集めました

ストレスがかかりやすい現代社会で、疲れがたまりやすい、肩や腰が痛い・・・という人は増加の一方です。本書は、そんな状況を打破するために、「元気になれるアクション」を紹介します。そのアクションとは、ハーバード大学やNASA、東京大学、理化学研究所など、世界中の研究機関で「効果あり! 」と発表された科学論文をもとにしたもの。たとえば、次のようなアクションです。

・背筋を伸ばして堂々と歩くと気持ちが積極的になり、さらにストレスホルモンが減少する(ハーバード大学 カディらの研究)
・20〜30分のマイクロスリープで能力が睡眠前よりも34%向上する(NASA ローズカインドらの研究)
・楽しい動きをすると、楽しくなってくる(エルサレム・ヘブライ大学 アヴィーゼールらの研究)

他にも、「温泉並みのリラックス効果を手軽に得られる方法」「勝負どころで緊張や不安を吹き飛ばす方法」などなど、全38のアクションを紹介していきます。受けるストレスは最小限に、パフォーマンスは最大に! そんなノウハウをまとめた1冊です。

明治大学で言語学の教授をしている著者が、国内外の論文にエビデンスがある「元気になる方法」を集めた本です。と言っても難しい理論はほとんど無く、日常で簡単に実践できる方法ばかりです。

例えば、もうやっている方も多いであろう「空を見上げる」という行為も、科学的になぜ効果があるか考えたことがありますか?晴れた空の色に癒し効果があるといったことや、見上げる際に胸が開くから呼吸が楽になるといったような理由を知ることで、より意識して実践しようと思えます。

他にも「ぼーっとしている時は脳は平常時の15倍働いている」など、驚きの事実も科学的根拠と共に書かれています。この頃なんだかうまくいかない…と思っている方におすすめの一冊です。

三国志・・・吉川英治

日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはびこらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、たく県は楼桑村の一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち、世を救わんことを誓う。

以来100年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。その華麗な調べと哀婉の情は、吉川文学随一と定評のあるところである。

タイトルさえ知らなかった「三国志」を、以前放送されていたNHKの人形劇で見た私は「本を読んでみよう」と思い、吉川英治の「三国志」を読みました。ゲームソフトがある最近では、多くの方が内容をご存知かもしれません。

戦いによって作られてきた歴史を考えると、ゲームソフトに多い戦いのシーンは、本の中でも避けることができません。それでも、登場人物の心の動きや言葉に胸が熱くなった私は、その場にいるような錯覚にとらわれていました。

主君亡きあと「取ろう」と思えば取れたはずの天下を敢えて取らなかった、その人間性に感動した私は、数ある登場人物の中でも諸葛孔明が好きになりました。「三国志」がブームだったとき、主な登場人物がおまけだったあるメーカーの飲料を飲み続け、私が集めたフィギュアは、現在も飾ってあります。

あの胸が熱くなる感動をもう1度味わうために、また、「三国志」を読み返してみたいです。

書いて叶える、スッキリ暮らし わたしの「ノート&手帳」ルール

新しいノートや手帳を使い始めるとき、なんだかワクワクしませんか?書くだけで家事も仕事もラクになる、人気ブロガー、インスタグラマーによる暮らしが整うノート&手帳術。

素敵に暮らすあの人や、ノートや手帳を上手に楽しく使いこなしているあの人の、暮らしを整えるためのノート&手帳のルールを収録。ノートや手帳に書くことを通じて、時間や予定管理はもちろん、お料理やお片付け、クローゼット整理、体調管理、家族とのつながりなど、暮らしのありとあらゆる「モノとコト」を整えるためのすぐにマネできる秘訣がわかります。

今ブームになっている手帳術を解説した本です。対象者が主に主婦の方なので家事や家計に関することをどのように効率的に楽しく、自分流でやれるかということを工夫して掲載されています。

私も手帳を使ったり、メモをとったり、自分なりにやっているのですが、いまいち感覚がつかめなくてうまくいかなかったときにこの本を読んで、少しずつヒントをもらいました。有名なブロガーさん、インスタグラマーさんが掲載されているので、本に載っている情報からさらにどのように書き続けているのかなど、その後を追っていけるのもこういった本ならではだと思います。

常に新しい方法を探ったり、家庭の在り方が変われば作り方も変わってくる手帳術というジャンルなので、その後を追えることができる人たちを掲載してくれるのはありがたいなと思いました。

西洋音楽史「クラシック」の黄昏

18世紀後半から20世紀前半にいたる西洋音楽史は、芸術音楽と娯楽音楽の分裂のプロセスであった。この時期の音楽が一般に「クラシック音楽」と呼ばれている。

本書は、「クラシック音楽」の歴史と、その前史である中世、ルネサンス、バロックで何が用意されたのか、そして、「クラシック後」には何がどう変質したのかを大胆に位置づける試みである。音楽史という大河を一望のもとに眺めわたす。

岡田暁生が中公新書に書き下ろしたクラシックの歴史です。中世の西洋音楽からはじまり、ルネサンス、バロック、古典派、ロマン派、20世紀の音楽という流れで記述されていきます。

音楽や作曲家の特徴についてはもちろん、それらを成り立たせた時代や社会の背景についても語られます。これまで知らなかった意外な事実がたくさん提示され、目から鱗の連続。読みものとして面白く、読んでいて飽きることがありません。

文章もとても上手で、音楽の特徴をわかりやすく読者に伝える技術は見事なものです。これはなかなか真似できるものではありません。

クラシックが好きな人は必読ですし、広く音楽一般に関心がある人にもおすすめできる本です。自分の好きな音楽がもつ意外なルーツを発見したりもできます。

多動力…堀江貴文

一つのことをコツコツとやる時代は終わった。これからは、全てのモノがインターネットに繋がり、全産業の〝タテの壁〟が溶ける。このかつてない時代の必須スキルが、あらゆる業界の壁を軽やかに飛び越える「多動力」だ。

Iotという言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。これは、ありとあらゆる「モノ」がインターネットとつながっていくことを意味する。すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果〝タテの壁〟が溶けていく。この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」なのだ。

この『多動力』は渾身の力で書いた。「多動力」を身につければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。

堀江貴文氏がこれからの生き方について紹介されています。多動力とはこれからの時代、あらゆるものがインターネットを介して繋がっていき、すべての産業が縦ではなく横方向につながっていく「水平分業型モデル」となる時代が来ると紹介されています。

その中で必要なのは一つのものにこだわり続けるのではなく横方向に産業を超えていける「越境者」であり、その上で必要な能力が「多動力」であると紹介さています。堀江貴文氏はその上で元リクルートの藤原和博さんが唱えている「レアカードになる方法」を紹介しており、例えば三つの肩書きをもてばあなたの価値は1万倍になるといわれています。

これからの時代に必要なのは、「自分の時間」を取り戻すことで自らの多様性を増やし仕事を効率よくこなす力であるといわれています。

錦繍(きんしゅう)…宮本輝

会って話したのでは伝えようもない心の傷。14通の手紙が、それを書き尽くした。

「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」

運命的な事件ゆえ愛しながらも離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして、女は男に宛てて一通の手紙を書き綴る。

往復書簡が、それぞれの孤独を生きてきた男女の過去を埋め織りなす、愛と再生のロマン。

via:錦繍

若い頃に読み、大人の世界に触れたとかなりの衝撃を受けた宮本輝さんの名作です。

離婚した元夫婦が偶然再会するところから話が始まります。しかし、よくある男女のドロドロ話などではなく、心が洗われるような爽快感と凛と生きていこうと前を向ける強い気持ちがもらえる一冊です。読む年代ごとに感じ方が変わり、何度読んでも深みを感じるまさに愛読書というのにふさわしい本だと思います。

人はなかなかまっすぐには進めないもの。そんなことを小説から学び、心に響いたのはただの男女の関係を描くのではなく、人間らしい泥臭さもわかりやすい言葉で丁寧に描ききった作者の力です。どんな年代の方でも男女問わずお勧めできるかと思います。私にとっては数少ない「泣ける一冊」です。

灯台はそそる・・・不動まゆう

今日も一人で海に立つ小さな守り人。その姿を見ると愛さずにいられない。〝灯台女子〟が知られざる魅力を熱プレゼン!

ファンの世界はこんなに深い
・光る〝瞳〟に萌える「レンズフェチ」
・端に立つ姿を愛でる「はしっこラバー」
・ポツンとたたずむ風景に惹かれる「ランドスケーパー」
・とにかく全部に訪れたい「お遍路さん」
・歴史や建物を知るのが嬉しい「フィールドワーカー」

海の安全を守る灯台。役割が重要なのはもちろんだが、ポツンと立つ姿は、人工物ながら風景を邪魔せず、むしろ趣を与える。実はファンは多く、好みのあり様も豊富。ところが今、灯台はまさに〝崖っぷち〟だ。GPSの台頭と省エネの流れの中、減少の一途…。その灯火を絶やさぬよう一人でもサポーターを増やすため、〝灯台女子〟が魅力と愛し方を余すところなく綴る。

わたしが灯台に興味を持って間もないころに読んだ本です。タイトルから察せられる通り、灯台好きの筆者が灯台について滾々と語っています。

灯台鑑賞のポイントや筆者おすすめの灯台などはもちろん、灯台の役割や種類、光源、構造、かつての灯台と灯台守についてなど、興味を持って調べようと思わないとなかなか知る機会がないような少し詳しいところまで知ることができます。また、日本各地の灯台はもちろん、国外のかわいらしい灯台の写真も多く載っているので、難しいことはよくわからないという方でも十分楽しめるでしょう。

灯台に興味を持ち始めた人はもちろんですが、旅行が好きな人なども一度読んでみると 旅先での新しい楽しみができたりするかもしれません。

きみは赤ちゃん・・・川上未映子

35歳で初めての出産。それは試練の連続だった!つわり、マタニティーブルー、分娩の壮絶な苦しみ、産後クライシス、仕事と育児の両立…出産という大事業で誰もが直面することを、芥川賞作家の観察眼で克明に描き、多くの共感と感動を呼んだ異色エッセイが待望の文庫化。

号泣して、爆笑して、命の愛おしさを感じる一冊。

この本は、35歳で第一子を出産した作家・川上未映子さんのエッセイです。出産編と産後編の二本仕立てで構成されており、そこに記載されている内容は実に多様です。

例えば、排卵検査薬を用いた計画妊娠、つわり、出生前検査、無痛分娩、帝王切開、授乳、離乳食、はじめての病気など、妊娠前から赤ちゃんが一歳の誕生日を迎えるまでを実にコミカルかつリアリティー溢れる筆致で綴られています。

また、妊婦時の身体的変化、マタニティーブルー、産後クライシス、夫婦間トラブルなどを乗り越えた著者の心情についても多く触れられており、妊娠・出産の辛さを乗り越えるための指南書ともなり得ます。この本は、読者に共感と妊娠・出産という一大イベントに立ち向かう強さを与えてくれます。

君たちはどう生きるか?・・・吉野源三郎

1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。

勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う主人公のコペル君と叔父さん。二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が数多く示されています。そんな時代を超えた名著が、原作の良さをそのままに、マンガの形で、今に蘇りました。

初めて読む人はもちろん、何度か読んだことのある人も一度手にとって、人生を見つめ直すきっかけにしてほしい一冊です。

毎日なんとなく生きている、何を目的に日々生活しているのか分からないと悩んでいた自分に、どんな気持ちで日々を過ごしてくべきか答えをくれた本です。主人公が日々の生活の中で生まれる悩みや葛藤、それを相談し克服する為のヒントをくれる叔父というストーリーの元、叔父さんのかける言葉が現在の自分の状況とリンクして勇気をくれます。

毎日イキイキと過ごし、前向きな気持ちに変わりたいと思っている方にはオススメです。自分の生き方を変えれるのは自分だけ、日々を変えるのは自分の気持ち次第、と読み終わった頃にはきっと前向きな気持ちに変わっているはずです。

『池上彰さんも心から感動し、人生を決めた一冊』と紹介文が書かれていますが、そのキャッチコピーにふさわしい内容だと思います。毎日モヤモヤした気持ちで日々を送っている、前向きな気持ちを持つ為の指針となる本に出会いたいという方には是非オススメする文書です。

微笑みがえし…乃南アサ

元アイドルタレントの阿季子は若手敏腕プロデューサーと結婚、何不自由ない幸せな生活をおくっていた。

テレビ界への復帰も決まり、彼女は夫の知人や高校時代の友人を招いてホームパーティを開いた。ところがその日、阿季子にあてて悪意の宅急便が届けられる。

「白い箱からパッキングを取り除き観葉植物が顔を出した瞬間、彼女の手は鮮血で染まった。箱の下に、鋭くとがったガラスの破片がぎっしりと詰まっていた」無言電話、尾行、そして悪意の贈り物…。いったい誰が、何のために。

女性特有の友人品定めやマウントポジションの取り合いする人々や現場を目撃したり、実際に出会いなんとも虚しい経験された方にはこの本はおすすめです。「私の性格は、サバサバしていて男といる方が気が楽」という女性をたまに見かけますが、そのような人ほど友人関係で優位に立ちたかったり、嫉妬心を押し殺していたりするものです。

仲の良い友人をホームパーティーに招き、自分の人生が前途洋洋であることをさりげなく伝える姿勢は、その後の友人関係を不穏なものにしていきます。人の幸せな雰囲気、ましてや女友達の幸福度や社会的地位を手放しで喜べるほどお気楽な人はいないという事が それぞれの立場を通して伝わってきます。

タイトルの中にもある「微笑み」という言葉の裏側には人間のよこしまな部分が常に隠されているのだと考えてしまう作品です。

BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”

この冒険は、たったひとつの疑問からはじまった。「どうして私の足は走ると痛むのか?」その答えを探すなかでクリストファー・マクドゥーガルは世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。

その過程でわかったこと―わたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだ―メキシコの秘境を彷徨う謎の白馬、現代社会と隔絶して暮らす“走る民族”、素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち、そして、世界が見逃した史上最高のウルトラレース…全米20万人の走りを変えた、ニューヨークタイムズ・ベストセラー。

「何故わたしの足は痛むのか?」この本の著者である、クリストファー・ マクドゥーガルの疑問から、その物語は始まった。スポーツ科学の最先端であるアメリカのランニングの専門家や足病医の権威の元を訪ねるも、注射をされるだけで足の痛みは一向に良くなる気配はなかった。

もう走ることは諦めなくては行けないのか…そんな意気消沈する彼の元に希望の光ともいえる情報が入った。「タラウマラ族」と呼ばれるメキシコの先住民の存在だ。彼らは最先端のスポーツ科学も、ハイテクなランニングシューズも持ち合わせていない。

それどころか、ほぼ裸足に近いサンダルで一日中、足場の悪い渓谷を駆け回るも足の痛みどころか、我々が悩まされている現代病にもほとんどかからない健康な生活を送っている。マクドゥーガルはそんな彼らにこそ秘密を解く鍵があると考え、メキシコへ行くことを決意する。

そこから本人すらも予想しなかった展開でタラウマラ族やウルトラマラソン界のスーパースターであるスコット・ジュレク等を巻き込んだ壮大なレースへと発展する。人は何故走るのか?我々は本当に科学の進化によってより良い生活を送れているのか?ランナーだけでなく、運動科学に携わるものや古代の生活に興味のある人など、様々な人が楽しめる一冊になっている。

この本を読み終わった時には、きっとあなたも走りたくなっていることだろう。それも裸足で!

 

義経(上)(下)…司馬遼太郎

みなもとのよしつね―その名はつねに悲劇的な響きで語られる。源氏の棟梁の子に生まれながら、鞍馬山に預けられ、その後、関東奥羽を転々とした暗い少年時代…幾多の輝かしい武功をたて、突如英雄の座に駆け昇りはしたものの兄の頼朝に逐われて非業の最期を迎えてしまう。数奇なその生涯を生々と描き出した傑作長篇小説。

それまで平安、鎌倉時代の日本のことなど漠然としか知らなかったのですが、東北地方が奥州と呼ばれ黄金が湧き出る様に出ていたことや 東夷(あずまえびす)などの見下された感じだった事は眼が覚める思いがしました。

その当時は眼が大きい人は猿眼(さるまなこ)と呼ばれ、眠れる様な一重の瞳が貴種の証として人々はその大きな瞳を恥じたという描写は全く現代とは正反対であり、人の美意識というものは時代によってこんなに変わるのかという思いがしました(そういえば、平安時代は女性はふくよかな方がモテたと聞きますし、本当に今と価値基準が全く逆ですね)

とにかく、平安・鎌倉時代当たりの雰囲気を知るには最上の本であり、多くの知識を得るのに役立ちました。

成功の五角形で勝利をつかめ! …三田 紀房

これが仕事の「教科書」だ!東大合格請負人が教える最強の地頭強化法。会社を「学校」に置き換えろ!国語力は「教養」でも「品格」でもない!数学力とは「ウソを見破る力」だ!理科で「仮説と検証」を手に入れろ!社会は「ネットワーク力」を鍛える手段だ!人見知りは英語で直せ!教科書を極め、教科書から飛び出せ!第2回ビジネス突破塾、いよいよ開講!

ビジネス書でも一風変わった分類に入る本です。この本は、他のビジネス書の否定から入り、仕事の基礎は何か?を考えていきます。おそらくこれまで何冊もビジネス書を読んできた人は面食らうのではないでしょうか。

内容は、学校で使う教科書こそ仕事の教科書だ。という自己啓発書、ビジネス書の根底を覆すものです。文章は、漫画「ドラゴン桜」の桜木先生が逆説的に語る文章になっているので、読む側も最後まで飽きずに読めます。

一番印象に残ったのが、最後に「気合と根性で教科書を手に入れろ!」という文章です。この本を読んで実際に何人の人が教科書を購入したのでしょうか。現在、仕事がうまくいかず、仕事の基礎は何か?を改めて考えたい人は購入を検討してみてはどうでしょうか。

しあわせな二人 若いころより楽しくて素敵な日々

吉祥寺の人気パン屋、ギャラリーオーナー夫妻の、幸せに年を重ねる暮らし。「クロワッサン」誌でもお馴染みの、引田かおり・ターセン夫妻の本。
50からの暮らし方・生き方で、二人暮らしはかけがいのないものになる。

この本は、早期リタイア後の人生が充実したものとしたい方向けと思い、読み進めていきましたが、まだリタイアが遠い夫婦でも、独身の方でも、人生の参考となる内容が綴られていました。

奥さんのカーリンと、旦那さんのターセンさんの内容が交互に読めるのですが、二人っていいな、こんなに幸せな生活が過ごせるんだと羨ましい気持ちです。二人の夫婦での暮らしや、家族でのちょっとした心がけだったり、暮らしの工夫だったり、チャーミングで柔軟、でも芯はしっかりしているポイントが良かったです。

年をとっていっても若いころよりしあわせって理想です。下降気味の人生より、年々深みを増して、幸せになるようなそんなポイントが詰まっている本でした。

夢をかなえるゾウ…水野敬也

≪174万部のベストセラー待望の文庫化!≫
「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた関西弁を喋るゾウの姿をした神様“ガネーシャ”。

成功するために教えられたことは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかりで…。夢をなくした“僕”と史上最悪の“師匠”が繰り広げる、「笑って」「泣けて」「ためになる」実用エンタテインメント小説。

スピリチュアルや、人生の成功哲学を教えてくれる本です。文中でも語られますが、成功のために、夢をかなえるゾウ、ガネーシャが教えてくれることはよくある話です。

ですが、この本は読み物としても大変おもしろいので、成功哲学を学んで実際に成功したい人よりも、エッセイや楽しい本が好きで、ガネーシャのおもしろ漫談が聞きたいというような人が読むと楽しいと思います。

しかし、じゃあ成功哲学はしょぼいのかと思ったら、結構ためにもなるんです。神様がふざけている。「それって当たり前なんじゃないか」と思っている私なので、神様とふざけながら楽しい暮らしを作ろうよというような感覚でこの本をオススメします。

読んでも人生変わりません。でも変わらない人生を楽しめます。

ミッキーマウスの憂鬱…松岡 圭祐

東京ディズニーランドでアルバイトすることになった21歳の若者。友情、トラブル、恋愛……。様々な出来事を通じ、裏方の意義や誇りに目覚めていく。秘密のベールに包まれた巨大テーマパークの〈バックステージ〉を描いた、史上初のディズニーランド青春成長小説。登場人物たちと一緒に働いている気分を味わってみて下さい。そこには、楽しく、爽快な青春のドラマがあるはずです。

この本は、ディズニーランドを舞台に、そこで働く人々に焦点を当てて書かれた一冊です。実際に存在するアトラクションが登場するので、まるでディズニーランドに遊びに行ったかのような感覚で読み進めることができます。

「夢の国」と言われ、現実世界とは切り離されて考えられがちの巨大テーマパークですが、一人ひとりに焦点を当てればそこもまた一つの会社、組織であることに気付かされます。いつも私たちが見ているキラキラした部分だけではなく、キャストたちの生に近い感情を知ることができるということもこの小説の面白さの一つです。

まるで現実感のない「夢の国」で、逃れられない現実に向かい合って、泥臭く走り回る主人公たちに心が動かされること間違いなしのおすすめの一冊です。

和菓子のアン…坂木司

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。

謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。

自称明るいデブのアンちゃんは18歳。デパ地下の和菓子屋さんで販売スタッフとして働き始めます。そこにくるお客様とスタッフたちの愛のあるコミュニケーションと、魅力的なお菓子たち。読みやすい文章で、あっという間に読み終えることができます。

心がギュッと締め付けられるような愛のある、温かなお話です。ちょっとしたミステリーと、アンちゃんの恋愛も少し入っています。どうなるの?と、ドキドキしたり、心が温かくなるセリフに涙が出たりと、どんどん読み進めることができます。

和菓子など甘いものが大好きな人、働き始めたばかりの人、ちょっと心が疲れた人、ホッとしたい人におすすめです。おいしいお茶とお菓子を用意して、ゆったりと呼んでほしい作品です。

CHANCE チャンス…犬飼ターボ

サラリーマンになるのはいやだ!と独立を志し、いろいろな事業を試みては、失敗を繰り返す泉卓也(28)は、ある日偶然、フェラーリに乗る弓池という成功者と出会う。なぜ自分はいままでうまくいかなかったのか?どうすれば成功者の仲間入りができるのか?人生で成功するということはいったいどういうことなのか?

数々の試練を乗り越えながら、弓池から多くを学び取っていった卓也が導いたその答えとは…?成功を収めた著者が実体験をもとに描く、元気が出るサクセス・ストーリー。

ビジネス小説と著者が紹介している本書は、社会人におすすめです。就職してサラリーマンとして働き出し、一通り仕事も覚えたけれども
「このままでいいのだろうか」誰もが思うときはあるはずです。そんな時、この「チャンス」は疑問を解決してくれるヒントをくれます。

主人公が「ビジネス」ではなく「人生」で成功するためにどのように振舞うのか、興味あるストーリーが展開されます。独立したいけどリスクがあるのでできない、具体的に何をしてよいのか分からない。主人公は読者の代わりになって動き、成長していきます。

これからの人生、どう過ごしていくべきか?多くの人はやはり会社員としての人生を選ぶと思います。しかしながら、誰もが人生のすべてを会社に振り回されたくはないはずです。「チャンス」を読めば、自分を振り返る「チャンス」になるでしょう。

世界と話そうおもてなし英語…キャサリン・A・クラフト

駅・空港で、観光地で、街中で……ガイジンに話しかけられても、もうあせらない!ベストセラー『日本人の9割が間違える英語表現100』の
著者によるニッポン紹介ガイド!

道を尋ねられる、写真撮影を頼まれる、日本の文化について聞かれる……「知っておくと便利」な表現が満載!

年々訪日する外国人がいる中、外国人を案内する人、これからそういう仕事またはボランティアに参加する人等外国人と関わりを持って行くけど、日本の文化をどうやって説明したら良いのかいまひとつ分からない方にオススメの一冊です。日常会話くらいは出来るけど、難しい事を質問されたり、もっと深く教えてあげたいでも分からない!って方には是非読んでもらいたい一冊です。

外国人と関わらない人でも面白く読めるのではないかと思います。英語だけでなく、外国人から見たらこんな事が不思議に思ってるんだかって改めてわかる事もあります。

意外と日本にずっといるとそれが当たり前で、違和感ないって思ってしまいますからね。私も興味本意で読みました。何度読んでも面白いです。フレーズを練習しています。

嫌われる勇気…岸見一郎

本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。

この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。

目から鱗の連続でした。この本の通りに行動しようとすれば、まさに「嫌われる勇気」が必要です。他人の目ばかりを気にして自分の気持ちを押さえ込んでしまう人にはぜひ読んでもらいたい本です。

例えば、大勢の前では恥ずかしくて自分の意見を言えない人がいます。その人が自分の意見を主張できないのはなぜか。そう言った理由を今までとは違う視点から切り込んでわかりやすく説明しています。最初から最後まで哲人と青年の会話で物語は進んでいきますので、読みやすいです。

「あの人の期待を満たすために生きてはいけない」その通りです。でもそれが出来ないから人は悩み苦しみます。そもそもそれに気づいていない人も多いのではないでしょうか。生きづらさを感じているすべての人へ贈りたい本です。

ムダにならない勉強法…樺沢紫苑

その勉強、本当に身についていますか?毎月30冊の読書をこなし、毎日40万人に情報発信!ベストセラー作家の精神科医がついに明かす、脳科学に裏付けられた、最短で最大の効果が出る勉強法とは?

本書は、精神科医である著者が効率的な勉強法を読者に紹介していくという構成になっています。30近い勉強法やテクニックが紹介されていますが、どれもわかりやすく、論理的で説得力のあるものばかりです。

自分も高校、大学と受験を経験してきましたが、とにかく参考書を解くということしか考えてこなかったので、この本は今後、何か資格などの勉強をする際に大いに役立つと考えています。

また、学生だけでなく、普段から仕事で忙しく、なかなか勉強する時間が取れない社会人の皆さんにこそ、この本をおすすめしたいです。少ない時間で効果的な学習をする方法がいくつも紹介されており、きっと皆さんの役に立つことでしょう。

私自身、もっと早くこの本に出合えていたらと思うくらいためになった本です。

坊っちゃん…夏目漱石

松山中学在任当時の体験を背景とした初期の代表作。物理学校を卒業後ただちに四国の中学に数学教師として赴任した直情径行の青年“坊っちゃん”が、周囲の愚劣、無気力などに反撥し、職をなげうって東京に帰る。

主人公の反俗精神に貫かれた奔放な行動は、滑稽と人情の巧みな交錯となって、漱石の作品中最も広く愛読されている。近代小説に勧善懲悪の主題を復活させた快作である。

『坊っちゃん』の主人公坊っちゃんは曲がったことが許せない実直青年です。この物語では不条理の中でも奮闘する坊っちゃんの冒険が描かれています。少し粗野なところもありますが、実直なところはとても共感しました。

親譲りの無鉄砲さがある坊っちゃんは四国の中学校に新任数学教師として赴きますが、そこでは坊っちゃんにとって道理にそぐわないことばかりが起きました。最終的には教師を辞めて東京に帰ります。

『坊っちゃん』を読むと、実直さというのが人間にとってとても大事なものだと感じました。実際、赤シャツのように力のある人に従ったほうが生きていく上でメリットがあるかもしれません。しかしそうなってしまうと、おかしいことを「おかしい」と言えなくなってしまうこともあります。この物語はどこか物言えぬ現代社会を反映しているようで、リアルさを感じます。

そのため『坊っちゃん』は現代社会にどこか怒りを感じている人やストレスを解消したい人におすすめです。また、冒険物語が好きな人にもおすすめです。

モモ…ミヒャエル・エンデ

時間におわれ、おちつきを失って人間本来の生き方を忘れてしまった現代の人々。このように人間たちから時間を奪っているのは、実は時間泥棒の一味のしわざなのだ。

ふしぎな少女モモは、時間をとりもどしに「時間の国」へゆく。そこには「時間の花」が輝くように花ひらいていた。時間の真の意味を問う異色のファンタジー。

タイトルだけはずっと知っていたのですが、子どもの頃は読んだことがなく、大人になってからよみましたが、素晴らしい本だと思いました。ファンタジー要素の強い児童書なのですが、私はどちらかというと子どもが読むよりも、大人が読んだほうが考えさせられるのではないかという気がしました。

主人公のモモは時間泥棒が時間を盗むのを防ごうとするのですが、時間を盗まれるというのは現代人にも通ずるところがあります。40年以上前に書かれた作品なのに、現代社会の問題を取り上げたような作品なのが不思議です。

この本はぜひ、日々忙しく働いている社会人にこそ読んでほしい1冊だと思います。時間の使い方や、本当にゆとりのある生き方というのがどういうものなのか、考える良い機会になると思います。

4TEEN…石田 衣良

東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。

ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない。

友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

via:4TEEN

中学生4人の物語なので、同じ世代の方には共感できる部分が多い作品だと思います。いつも仲の良い4人組でしたが、皆それぞれ家庭の事情を抱えていました。

思春期の頃は皆に虐められるのが怖くて、なかなか自分の事を正直に話すのが怖いという気持ちがあると思いますが、この作品では4人がそれぞれ自分の秘密を打ち明けていき更に強い絆で結ばれるという話なので、勇気を出して自分を出したい人、誰かに相談したいけどなんて言ったら良いのか悩んでいる人におすすめです。

ところどころ泣ける作品でもあり、友情の温かさを感じます。もしこの本を読んで続きを読みたいという方には、その4人の2年後の話を書いた6TEENという続編が出ているので、そちらも併せて読んでほしい作品です。

怖い絵…中野京子

凄惨・残酷・非情・無惨で……甘美。心の底からゾッとする、名画の見方、教えます。

読み終わった後、もう一度絵を観てください。ドガ描くプリマ・バレリーナが、ホガース描く幸せな家族の肖像画が、ブロンツィーノ描く『愛の寓意』が、一変します。

名画にひそむ、心胆寒からしめる恐怖の物語。本書を読めば、絵画の見方が変わります。

中野京子さんといえばドイツ文学者、しかし今の彼女は『怖い絵』を語る第一人者となっています。昨年行われた『怖い絵』展は大盛況となりました。これはその原点として知られる一冊です。
 
表紙にあるのはラ・トゥールの『いかさま師』人々の欲望が渦巻く賭博のテーブルの周囲でうごめく悪意の瞬間を鋭い視点で切り取った一枚です。しかし、これはまだまだ手ぬるいほうの一枚でした。

この一冊だけでも、最後まで読み続けると、さまざまな時代や人々が見せてきたその情念の怖さ、重さ、冷たさに震えることもあるかもしれません。凄まじい迫力の絵だけではなく、一見奇麗な、美しいと思える一枚の向こう側にも、様々な思いや悲しみが沢山詰まっているのです。薄皮を引きはがすようにしてそういうものを知らしめてくださった中野さんの凄さを実感します。

ネガポ辞典

テレビ各局で紹介され話題のアプリが書籍になって登場! ネガティブワードをポジティブに言い換える辞典です。暗い言葉もビックるするほど明るく変身。書籍オリジナルコンテンツも満載です!

テレビ各局で紹介され話題のアプリが書籍になって登場! ネガティブワードをポジティブに言い換える辞典です。暗い言葉もビックるするほど明るく変身。書籍オリジナルコンテンツも満載です! 「ストライクTV](テレビ朝日系)、「テストの花道」(NHK)、「王様のブランチ」(TBS系)など各局で紹介されダウンロード数も急増中のアプリです。あくどい⇒情にほだされない、あほう⇒わかりやすい、言い訳をする⇒状況判断が早い、などなどポジティブ変換しまくりの1冊です。書籍だけでしか読めない未公開フレーズや会話・メールでの言いかえ使用例なども満載!

ネガティブ思考の人や、言葉のボキャブラリーを増やしたい方にお勧めです。ちょっとした空き時間に眺めてるだけでも楽しく読め、人生の糧にもなり得る読んで損はないと考える私のお勧め作品です。

私自身がネガティブ思考なので、会話の中でそういった表現をなるべくしないよう意識して肯定的な言葉をと考えても言葉に出てしまうもので、かといって相手の言葉からネガティブな言葉ばかりでてくるとき、そんな自分の中にある言葉をいくら探しても返す言葉が見当たらず困惑する時があります。こういった時の自分の引き出しを増やしてくれる作品でもあります。ちょっとした空き時間に読んで、こう読み替えることもできるのかと、自分自身が落ち込んでるときは励みにもなる、そんな一冊です。

どうにかして同じ内容を否定的な言葉でなく肯定的に置き換えた、(いい意味で無理やり置き換えた)考えた人の頑張った感というか、熱意や想いの部分など、そのようなものも垣間見ることができて、時折ほほえましくなるような部分もあり人生で一度は手にして損はないです!とお勧めしたい作品です。

私自身はこの本自体をネタに会話をスムーズに運ぶ事が出来たこともあり、楽しめる、励みになる、ボキャブラリーを増やせる、一冊でたくさんのことを得る事ができる素敵な作品に出合ったと思っています。

陸王…池井戸潤

勝利を、信じろ。足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。このシューズは、私たちの魂そのものだ!埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」

日々、資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。これまで培った足袋製造の技術を生かして、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発はできないだろうか?

世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、資金難、素材探し、開発力不足。従業員20名の地方零細企業が、伝統と情熱、そして仲間との強い結びつきで一世一代の大勝負に打って出る!

via:陸王

零細足袋企業の社長宮沢が,その時々に人と出会い,助けられランニングシューズを開発していく物語です。いくつかの感銘する言葉が出てきます。

就職浪人の宮沢の息子大地と会社顧問の飯山が機械を修理してる際に飯山が大地に「機械の部品は所詮部品だ。絶対に代わりがないのは人だ」「プライドとはどれだけ自分と,自分の仕事に責任と価値を見出せるかだ」

宮沢とランニング競技者茂木との間では「当たり前の物の中に,本当に大切なものがあるのかも知れません。人の絆もそうなんじゃないでしょうか」

茂木が最後に宮沢の開発したシューズを選んだ場面で茂木は「自分が信じようとしたものを,ずっと信じていたい」

これらの言葉から仕事とは何か,大切なものは何かを気づかせてくれる本です。これからの人生に希望を持っている20代にお勧めの本です。

1日ひとつだけ、強くなる。世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀…梅原大吾

【初めて明かされる、世界一プロ・ゲーマーウメハラの20年の軌跡!】
「目標は低いほどいい」「勝負に感情はいらない」「技術より“視点”が大事」……14歳で日本一、17歳で世界一。20年間勝ち続ける「世界一プロ・ゲーマー」ウメハラが語る、究極のプロ論。

成長することに必要な姿勢や思考が記された本。データ化・数値化しづらい感覚的部分が、自らの経験に基づいて文章化されている点が印象深いです。ゲームの世界における勝負論を引き合いに語っている部分が多いため、ゲームをプレイしている人・ゲームが好きな人は、文中の表現やシチュエーションを理解しやすいでしょう。

そうでない読者にオススメしないのかと問われれば、そうではなく、作中で語られるている「勝負の世界での考え方やモノの捉え方」は、他の分野および実生活において十分に活かすことができます。たかがゲームの世界」「バカバカしい」と感じてしまうかもしれませんが、見聞を広めるのには良いのではないでしょうか。

「成長が実感できない」「何が正しいかわからない」「思考力を養いたい」と感じている方にはオススメできます。