偏差値29から東大合格!杉山奈津子さんの「捨てる」記憶術

「捨てる」技術は捨てて捨てて捨てまくる!

 
自分の勉強法を捨てるとか、ノートは絶対まとめるな!とか 単語帳を作るな!とか、とにかく無駄と思えることをばっさばっさと切り捨てる!

勉強の断捨離は まさしくこの「捨てる記憶術」

杉山さんのいうところの「捨てる」記憶術というのは 要約すると 覚え方を変えて、短い時間でたくさんのことを覚えてしまおう!というものです。

とにかくまず意識すべきは 勉強に関する時間対効果。

受験は受かったもの勝ちなのだから、楽しても手抜きをしても「勝てればいい」という持論を本書では展開しています。

時間対効果を実現するために「捨てる」ことに重点を置いているので 記憶は要領であり テクニックであり、それは決して頭の良さだけではないと力説しています。

たしかに頭の良さ≒要領のよさ。これは激しく共感できる!

では、時間対効果を最大限に引き出すためには、どうしたらよいのか。

それは、不必要なものをばっさり捨て、大事なところを効率的に覚えること。

だから あくまでも、「捨てる」≠「失う」

それでも、どこまで捨てるかの見極めは、試験によって大きく変わります。

入試のような「一定の点数をとって受かればいい」というタイプの試験であれば「捨てる」ことが逆に有効な戦術であり 強い武器になり得ます。

それにしても、杉山さんの「捨て方」はハンパない。

捨てるのは自分の勉強法だけでなく、学校の授業から予備校、先生の評価から苦手科目の基本まで捨てろと。

捨てることの有用性は認めるものの、そこまで捨てちゃっていいのか!?と思うくらいの 潔い捨てっぷりに、傍目からは一種の爽快感さえ感じてしまうのだけれど…^^;
 
 

「捨てる」技術…自分の勉強法を捨てる


自分の勉強法を捨てるというのは、成績のいい人のやり方をそっくり真似ろという意味です。

自分の周りに自分よりもできる人がいたら、やり方を聞いて それをひたすらまねてみること。

つまらないプライドを捨てることが、受かるためには大事。
 

「捨てる」技術…予備校を捨てる


杉山さんは一浪して東大に合格していますが 予備校には通わず、独学で受験勉強をしていました。

いわゆる宅浪組です。

多くの浪人生が利用する予備校は 人が多すぎることがデメリットであり、他人と同じペースでやっていては、自分の弱点を補強できないといいます。

確かにそれは一理ある。

講義というのは無駄が多いこともあるし、理解にはプラスになりますが、効率を考えると必ずしもプラスとは言い切れない。

受験勉強をほぼ予備校や講習に通う時間でつぶすことは自己満足の世界に浸ってしまうこともある。

予備校に身を置くことで安心してしまって受験勉強を丸投げしてしまうことにもなりかねない。

予備校までの往復の時間もバカにならない。

確かに電車の中とかで、すき間時間を有効活用できますが、移動時間は意外と時間のロスは多いもの。

通学に振り回されるくらいなら、宅浪の方が効率がよいケースも往々にしてあるでしょうね。

このあたりはその人の性格によりケースバイケースですが、杉山さんは予備校は捨てる選択肢を選んで結果オーライだったのです。
 

「捨てる」技術…授業を捨てる


杉山さんは東大を目指すと決めたときから、学校の授業を捨てることを決意しました。

どういうことかとというと、内職するために保健室に行っていたと^^;

さらに出席日数をカウントして、ぎりぎりの出席数は確保し、学校の定期テストは追試にならない程度の準備しかしませんでした。

東大や京大合格者には、けっこうこの手を使う人はめずらしくなく、定期テストなどはあまり力を入れずに受験勉強にウェイトを置き、東大や京大に合格したという話はけっこうあります。

授業を捨てた杉山さんいわく「合格のためのサボリはOK」

親の立場からすると ちょっとビミョーな気持ちがしないでもありませんが、確かに結果オーライではあるかな^^;・・・とは思います。
 

「捨てる」技術…人の評価を捨てる


ここでいう「人」は 学校の先生のこと。

先生の評価を気にして不合格になったのでは、まったく意味がないということです。

「嫌われる勇気」に近いものを感じますが、これを実行に移すのはちょっとハードル高い!?

杉山奈津子さんはおそらく「わが道を行く」タイプなんでしょうね。

本書ではここまで↓ ばっさりとぶった切る発言をしてましたから。

そもそも、高校の先生といっても、卒業すれば赤の他人じゃないですか。

3年間我慢すれば、もう二度と会わないかもしれません。

それだったら、わざわざご機嫌を伺う必要はないと考えたのです。

合格を狙うのか周囲とうまくやっていくのか、どちらを優先するのかという問題です。


三( ゚Д゚) ス、スゲー!

まあ、そのくらい真剣勝負でいけ!ということですよね。
 
 
 
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「捨てる」技術…苦手科目の「やり直し」は必要ない!


杉山さんは、基礎をしっかり固めてから上のレベルに取り組むことを否定します。

たとえば、苦手な英語を中学からやり直すとか。

そこからやっていては、とてもじゃないけど時間が足りないと。

「結果よりもプロセスが大事」は試験では通用しません、と。

「すごく努力したなあ」なんて自己満足は要らない。

自分がどう思われようが、楽しようがなんだろうが、合格できればいい。

苦手分野のやり直しをしないなら、苦手をどうすべきか?というと 基礎を捨ててしまってもどんどん前へ進むことを 杉山さんはすすめています。

自然と後ろのことは理解できるようになるから心配なし、という見解です。

確かに 細かいことをあまり気にせずに全体をざっくり掴みながら自学を進めていくと 後から「あ、こういうことなのか!」が見えてきて、2周目にはすんなり問題が解けるようになるもの。

難しいから、できなかったから完璧にしてから前に進むことに固執しなくても意外と大丈夫で、細かい部分にしばられずに、概要を掴むことがポイントになってきます。

できないからといって足踏みをしたり、行ったり来たりするよりも、くよくよせずに、ざっくり前に進んだ方が 学習効率は断然高い。

そもそも初めからわからないのが当たり前・・・そういう開き直りのスタンスで取り組むことが大事。

正攻法でなくてもいいんです、要領さえ良ければ。

それで、最終的に理解できさえすれば。

そうやって彼女は 少しでも楽して合格できる「捨てる」技術を確立していきました。
 

「捨てる」技術…勝つためには「敵」を知れ!


ここでいう「敵」は もちろん入試のことです。

敵を知るためのいちばん効率のよい、確実な方法は 過去問から出題傾向のメッセージを読み取ることです。

鬼頭政人さんも過去問の重要性を力説していて、過去問は五度見しろ!とか、難関資格(司法試験のような)であれば、過去問を最低でも20年分集めろと言ってますが。


過去問を分析することで「捨てる」部分の判断もできるわけで それが杉山さんが過去問分析をすすめる理由です。

大学入試の傾向というのは、その大学がどんな人材を求めているかをダイレクトに知る格好の材料であり、メッセージでもあるわけです。

過去問の使い方として もうひとつの大切なポイントは 過去問を受験勉強の仕上げに使わないこと。

過去問は一発目からきっちり解けなくてもいいんですよ。

その中から読み解くべきは出題者の意図をつかむこと。

受験勉強初期から、過去問が完璧に解けるわけがなくて、「解けないから、もう少し勉強してから、腕試しに使おう」というのでは 過去問の持ち腐れもいいところ。

過去問は勉強を始める前に使ってこそ価値がある。・・・このあたりも、鬼頭さんとほぼ同じ考え方です。


■参考書より先に問題集で、アウトプットの方法を身につける。
■「わかるまで考える」を捨てる。答えはすぐに見てよし。
■合わない参考書・問題集は捨てる。「もったいない」は時間のムダ。
■「身銭を切る」からやる気がアップする。
■参考書選びと部屋作りの共通点
■短期記憶から長期記憶へ~脳をその気にさせるたったひとつの方法
■「3のルール」で覚えたものをしっかり脳にインプット
■「完璧」を捨てる
■記述式と選択式では、用語の覚え方も異なる
■単語集は試験レベルに合わせて捨てていく
■英単語は「色分けチェック法」で段階的に増やすのがベスト
■意味が多い動詞は言葉ではなくイメージで記憶
■数学は暗記科目!「考えるもの」という思い込みを捨てる。
■理系科目の勉強にも!全教科に役立つ「広辞苑」
■1日1回、短時間でも勉強することの意味
■受験生の親は「勉強」ではなく「勉強方」を教えよ。
■間違いを活かす「○△×復習法」~「復習が不要なもの」を捨てる。
■脳の中に種をまく「アバウト記憶法」~全体像を把握して細部を捨てる
■全身を使って覚える「書きなぐり記憶法」~書いては捨て、書いては捨てる
暗記率100%の「チラポイ記憶法」~チラッと見てポイッと捨てる
■弱点を克服する「間違いノート記憶法」~キーワード以外の言葉は捨てる
■目に触れる機会を増やす「待ち受け画面記憶法」~携帯・スマホもフル活用
■想像力を味方につける「イメージ記憶法」~バカバカしいものほど頭に残る
■友人と一緒に学力アップ「win-win記憶法」~出題時には遠慮を捨てる
■効率的に覚える「サンドイッチ記憶法」~脳の状態によって勉強内容を変える
■単語カードは作ってはいけない!
■ラインマーカーは1色に絞れ!
■板書をノートに写すのは無意味!
■本番以外は、消しゴムを使うな!
■計画力と達成感を高める「時間表」~「明日からにしよう」を捨てる。
■集中力を持続させる「自分時計」~時計の前面のカバーを捨てる。
■書いて覚えるための「使い倒しノート」~ノートの罫線を捨てる。
■使い慣れた「筆記用具」~「本番は新品で」という思い込みを捨てる
■「やる気」を自分で作る方法
■部屋は汚い方が、記憶力がアップする。
■くやしさは捨てない!心に火をつける「名言ノート」
■睡眠も勉強のうち。罪悪感を捨ててしっかり寝よう。
■スマホ、パソコン、ゲームに時間を奪われないコツ
■「努力」を捨てない人がすべてを手に入れる
■人生の可能性を開くシンプルな方法