毒親とは?姫野カオルコ「謎の毒親」に見る毒親の特徴と対処

毒親とは?

「毒親」という言葉がはじめて登場したのは スーザン・フォワードの毒になる親 一生苦しむ子供

毒親の概念は定かではないですが、最近はごく普通に使われていて、世間に浸透している感じがします。

私は「毒親」というのは、子どもを虐待したり、育児放棄したりする親だと思っていたんですが、どうやらそんな単純なものではなくて

子どもを理不尽に支配する。

これをやる親が いわゆる「毒親」なのだということです。

子どもの人生に悪影響を与える親はすべて毒親・・・という見方もあり、それを言ったら…ほとんどの親が毒親じゃないの!?という気がしないでもありません。

親だから…という理由だけで、子供に理不尽なことを言ったりする自覚があるので(汗)

理不尽かどうかは子どもが解釈することですが、大なり小なり、自分もその可能性があるんじゃないかな…なんて思いが これ↓を読んで ちらりと脳裡をよぎりました。

毒親とは、家族の中で絶対的な存在として君臨する親

常に子供を監視し、子供の行為に口を挟み、自身の価値観を押し付ける親も立派な毒親です。

『親の言うことを聞いて置けばよい』
『親に逆らうのか?』
『親の言うことが聞けないのであればご飯は抜き』
『親に逆らうなら勘当だ』

このように親の持つ権威を前面に押し出して 子供を威圧する親は子供の心に不安や恐怖の種を植え付けるようになります。

『でも、親ってそんなものじゃないの?』

そう考える人も多いのが日本の親子関係の特徴でもあります。

しかしもう一度よく考えて見てください。

『そんな親が多いからといって、その行為が正当化される訳ではないことを』

毒親の悪影響というのがどんなものかというと、

・人を信じられなくなる
・穏やかに他人に接することができない
・アルコールなどに溺れやすくなる
・円満な夫婦生活が送れない
・脅迫的に不安に襲われる
・他人に攻撃的になる
・自分の意見を言葉にすることができない
・誰かの指示がないと動けない
・愚痴や不平不満ばかりを他人に漏らしてしまう
・常に人の目を気にする


 
 
 
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「謎の毒親」姫野カオルコ

姫野カオルコさんの小説「謎の毒親」

ウチの親って、絶対になんか変! と思っているあなたに贈る究極の毒親物語。

私にとって、人生最大の悩みは両親でした。
何気ない一言に浴びせられた罵倒、身に覚えのない行為への叱責、愛情のかけらもない無視、意味不明の身体接触。

少女の頃から家庭で受けつづけた謎の仕打ちの理由を、両親を亡くした今こそ知りたい。
驚愕の体験談を投稿の形で問いかけ、毒親から解放される道を示唆する「相談小説」

主人公のヒカルちゃんが 文容堂書店にある壁新聞の悩み相談コーナーに「家族の謎」を投稿し、書店員の清人さんに相談するシーンを描いています。

実はこのヒカルちゃんは姫野さん自身のことで、内容も実体験です。

実体験だと知ってしまうとなおさら、読むと ちょっとやるせない思いにとらわれる内容もあったりします。

毒親というと母親の方が多いような気がするんですが、姫野さんの場合は母親だけでなく 父親も毒親だったから始末が悪い。

娘が父親に怒鳴りつけられていても、母親はそれをかばうこともなかったということです。

親から愛されている感覚がないまま「うちの親は変だ」を引きずり続け、大人になってからもそれが「謎」のまま…は相当つらかったのではないかと思うんですが。

それでも、ちゃんと養ってもらって、大学にも行かせてもらったことに 姫野さんはとても感謝し、2015年まで親の介護を続けていました。

姫野さんは遺品整理で 母の日記を見つけ、その中にこんな一文を見つけます。

「どうして自分の娘なのに、全然かわいいと思えないんだろう」

これを読んだ時、姫野さんはどう思ったと思いますか?

悲しかった?

いやいやその逆。

ホッとしたそうです。

親になじめなかったのは、自分の性格が悪かったからじゃなかったんだ。

相性が悪かったから、あんなだったんだ…がはっきりして、胸のつかえが下りたんでしょうね。

そして「毒親」というものが その時になって初めて理解できたんだと思います。

その後、姫野さんが某イベントで「毒親の罪はなんだと思いますか?」と問われたとき、こう答えています。

「子どもから自信を奪うこと
毒親から脱却はできません。でもそれを軽減はできると思っています。 
距離的に離れているのが良い。距離は大事です。物理的・精神的にも。」
 
 
 
 
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