中学生の読書感想文の書き方
夏休みの宿題として定番の読書感想文について、ずっと以前に別のブログに、なにげに読書感想文関連記事をアップしたら かなりアクセスが集まったことを 最近ふと思い出しました。

それを見ていて 読書感想文を苦手としている人は意外と多いんだなと思ったりしたのですが、うちの文才ゼロ少年(=息子君)も御多分に漏れず 苦手です。

・・・というか、読書感想文に限った話ではなく、作文全般が苦手。

苦手を夏休み後半まで持ち越してしまうのはストレスを抱えっぱなしになるので、早々に片付けさせた方がいいな、と考えました。

文才ゼロ少年には、まずはシンプルな文章構成で サクッと感想文を書きあげるコツを意識させる必要があります。

ずるずる引きずると、ますます作文が嫌いになってしまいそうだから、サクッとね^^;
 

中学生の読書感想文の書き方に限らず、文章を作るには設計図があった方がいい


中学生の読書感想文の書き方
読書感想文を書くときに、本を一読して、その後ただがむしゃらに感想を書くのでは文全体が支離滅裂になりやすく、何を伝えたいのかがはっきりわからないばかりでなく、本人もぐったり疲れるだけ。

そうなると、ますます作文や原稿用紙アレルギーが悪化する悪循環から逃れられなくなるし、そして何より、そのやり方でまずいのは、喜怒哀楽しか表現できていない 論理性がゼロに近い 小学生レベルの文章になりがちなこと。

もう中学生なのだから、脱!小学生レベルを目指してもらわないと困る(爆)

そこから脱却するためには 文章の設計図を予め作ることが大事。

急がば回れ。

手間はかかっても、作文の型にそって進めていく方が内容も充実するし、精神的に楽です。

作文能力が高い子なら こんな面倒くさいことをせずに一発で文章を書きあげられるのかもしれないけれど、文才ゼロ少年にはまず無理なので 感想文を書きあげるのに2週間計画でゆっくり進めようというのが、わが家の今年の読書感想文戦略。
 
 
 
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読書感想文のための一冊選びと本の読み方


中学生の読書感想文の書き方

読書感想文用の1冊選びを開始


感想文を書きやすくする、あるいは良い感想文を書くためのはじめの一歩は 言うまでもなく良い本に出会うこと。

息子君は毎日学校で「10分間読書」をやっていて、そこで読んでいた「レオナルドの扉」(真保裕一著)で読書感想文を書くつもりでいたのだけれど、どうも感想文を書きづらい話だったようなので、本を選ぶところから始める羽目に。

本人は「すごく面白かったよ」と言っていたけれども おもしろいだけでは感想をまとめづらい。

「好きな本」もいいのだけれど、中には感想文にしづらいものもあるから、学期に読んだものや今読んでいるものも含めて5冊くらいの作品のから題材を選ぶことにしました。

彼は「じゃあ、そうする」とすぐに納得してくれたけれども、おかけで読書感想文作成は振りだしに。

『急がば回れ』の方が、良い結果が得られるにちがいないと信じて ゼロからの再スタート。

本は必ず手に取って、内容を確かめる


作品は当然、自分で手に取ってパラパラと読んでみて、身の丈に合った内容を選ぶのがベスト。

タイトルや装丁が気に入ったからといっても、読んでみたら難解すぎたり、つまらなかったら、また振り出しに戻ってしまいます。

「課題図書」を使うという手もあるけれど、自分の興味や体験と接点が少ない内容のものを選ぶと 感想文を書くのがしんどくなることもありますから、1冊選びは意外とむずかしいかも。

感想文作成がスムースに運ぶかどうかは、素材選びが8割なのではないかな。

最後まで読める本を選ぶ


当たり前すぎることだけれど、最後まで読み進められると思うものを選ぶことも大切。

どんな読み物でもOKだけど、寓話系の短すぎる話は避けた方がいいのでは?と個人的には思います。

長い夏休みの課題だから、できればある程度はボリュームがあるものを選んだ方が 先生からの評価も高くなるのではないかな(←個人的な想像です)
 
 

読書感想文に書くネタを集めながら読み進める


さらーっと一気に読んでしまうのではなく 感想文に書くネタを少しずつ集めながら読み進めるのがいいです。

特にチェックしたいのは、登場人物が複数いる場合は、どの人が好きなのか?

どのシーンで感動を覚えたか?

最低限、この2つは押さえながら読み進めること。

読み進める時にふせんを使って、見直す箇所をチェックしておくことも大事。

ふせんは書き込みができるくらいのサイズのものを選んで、

自分がどう思ったのか?
どこに感動したか?
その理由は?

・・・などをメモしておきましょう。

これをしておくと、文章構成を考える段階ですごく楽ができますから、その時のストレートな感情や直感を書き残しておくことは、絶対必要。

ふせんを使えば、文章構成のパターンだけでも複数個決められるし、その中からいちばんいい流れだと感じたものを採用すればいいんです。

ふせんメモをどんどん増やしてみる


中学生の読書感想文の書き方
読みながらふせんに自分の感情や考えを書き残したら、ここでいきなり原稿用紙に書き始めてもOKですが、文章をよりよくまとめるため、さらに支離滅裂にならないようにするには 原稿用紙に書き始める前の下準備をすると失敗がありません。

書いたふせんを見ながら、自分の感情や思いつく出来事などを 新たに書いたふせんを作ります。

それを眺めながら「自分がそんなふうに思ったのはなぜなのか?」をもう一度考えてみましょう。

そこで捕捉することがあれば、別のふせんにそれを書き込んでいきます。

そしてとにかく思いつく限り できるだけ多く書き出してみましょう。

ふせんをグループ分けする


そこまでやった後で、書き溜めたふせんを内容ごとに整理していきます。

・好きな人物は?
・好きな場面は?
・好きなセリフは何?
・登場人物の気持ち
・自分ならどうするか?
・自分がどう思ったか?

これら全てのふせんを3~4つのグループに分けておきます。
 
 
 
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起承転結がむずかしければ、三部構成にする


中学生の読書感想文の書き方
よく、文章は「起承転結」を考えて書きましょうといいますが、それを意識しすぎると なかなかスムースな流れで文が書けない人もいます。

つまり、うちの息子みたいな文章を書くのが苦手なタイプは(汗)

そういう人は 文章構成をもっとシンプルに考えて「序破急」でいきましょう。

序破急というのは、文章を三部構成で書きあげることです。

「初め」「中」「終り」の3つに分けてみると、流れをつかみやすくなります。

「初め」は書き出しと呼ばれるつかみの部分で、その本を選んだ理由や読んだきっかけを書く。

「中」は、どの部分でどんな感想を持ったのか。特に心に強く残っているのは何か?などを書く。

「終り」は結論の部分。自分の体験や本から読み取ったことを元にして、これからどのようにしていきたいかを書く。

こんな感じで、構成を3つのブロックに分けてしまえば、意外と簡単に楽に感想文が書けます。

たとえば、こんな型でに文章を書いてみたら?


★初め・・・作者や登場人物について。
いつの時代にどこで起こった話なのかや、物語の概要など。

★中・・・書き溜めたふせんのほとんどがここで使われます。
全部使うわけではなく、ふせんをあれこれ並べ替えながら、重点的に書いていくポイントだけを残します。

★終り・・・今思っていること。これからやってみたいことなど。
使えるふせんがあればここでも使い、なければ「自分の中で起こった変化」を結論として書き添えます。
 
 
ここまで下準備をするのは手間も時間もかかるけれど ふせんのメモを見ながらなら、意外と楽に感想文が楽に書けるはず。

読書感想文とは、文字通り「本を読んで感じたこと」を書くだけではなく、「自分が感じたこと」+「自分の中に起こった心理的変化」を説明していくものです。

本を読んでどう感じたか。

そしてそれを自分の体験と結びつけて展開していくことが もっとも重要だと言えます。

それはなぜかというと、人はドラマが大好きだから。

人は人の体験や成長に興味をそそられるものだから、それゆえに、文章に自分のオリジナル体験を組み込んだストーリーと流れを作ることができれば、読む人を惹きつける読書感想文に仕上がる可能性が高くなります。

読書感想文、今年はネットからのパクリなしで自分の言葉で書いてみよう!


中学生の読書感想文の書き方
読書感想文でいちばんありがちで、よろしくないのが、あらすじばかり書き連ねること。

あらすじばかりで原稿用紙のマス目を埋めてしまうのは 読書感想文としてはNGです。

読書感想文の書き方!中学生の感想文にあらすじは不要だ!という話




読み手に内容を伝えるためには あらすじもある程度は必要ですが、それはおおよその内容が伝わる量で十分ということ。

全体の概ね2割以下くらいにしておくのが妥当な線で、それ以外の概ね8割は自分の意見や体験を中心に語っていくのが理想的。

いちばんやってしまいがちで良くないのは、あらすじを書くごとに 自分の感想をちまちまと小出しに書いていく方法。

これでは読者の心には響きません。

感想文のメインテーマに据える感想は出来るだけ1つに絞って、詳しく書いていく方がいいのです。

自分の気持ちを説明していくことに重点を置いて書いていくこともコツのひとつです。

自分だったらどう思う?

主人公の立場だったら、どんな行動をとる?

これらの問いかけを自分の体験と結びつけて書いていくことで、その本を読んだ感想が相手に的確に伝わるはずです。
 
 

この方法を実行することで読書感想文が上手に書けるかどうかはわかりません。

でも、少なくとも国語の先生からはそこそこの評価がもらえるはずですし、自分の言葉で気持ちを表現する練習ですから、今後少しずつ作文の苦手が解けていくことは間違いないです。

国語のテストはどうも苦手だという人(つまりうちの息子君のような中学生^^) こういうことの積み重ねは、確実に内申点につながりますよ^^

次の夏休みの読書感想文は ネットから文章をパクったりしないで、自力でがんばって書いてみましょう!