結果を出すためには、恰好なんてかまっていられない!に激しく同感


あまりほめられた話ではありませんが、わが家で次善の策として採ったのが、「ニンジンをちらつかせる」方策です。

わが家の「報酬制度」については、すでに本章の冒頭で息子がバラしてしまったので白状しますが、わが家では海老で鯛を釣る作戦が成功しました。

私は見栄っ張りで、このような邪道な方法で子どもを勉強させたことを恥じ、誰にも秘密にしていました。

ところが4人の子どもたちが通うそれぞれの進学校で、この作戦で子どもさんを勉強させたという親御さんが何人もおられたのには驚き、苦笑したものです。

そしてアンケートを見ても、成績がいいとご褒美がもらえ、それが目的になって頑張る気になったという学生さんたちが数多くおられました。

金銭的インセンティブがモチベーションになった
小学生のころはテストで満点を取ると、お小遣いをもらえるシステムだったので、勉強を頑張るのは当たり前だった。

おカネではなくとも、勉強をすると何かを得られるという考え方はあってもいいと思う。
勉強が好きで、自主的にするのが当たり前というのが理想ではあるが。
慶應義塾大学環境情報学部Kさん

好きなものを買ってもらえるので頑張った
中学までは、私が勉強である一定の成果を出すと母からほめてもらえ、さまざまなものを買い与えられた。
私は母にほめてもらえること、好きなものを買ってもらえることが嬉しくて頑張った。
東京大学大学院学際情報学府Mさん

よい教育を受けるための列車(進学校)に乗せるのに、なかなか自分で乗ろうとしないなら、あらゆる手を使ってでも乗せてやりたいのが親心です。

いったんその列車に乗ると、同じ目的地に向かって進む仲間がたくさんいて、運転手さんたち(先生方)がぐいぐい引っ張っていってくれるのですから。


これは 全く同感です。

確かに、この作戦を提示された子どもの中には 目先の利益のためだけに勉強する人もいるとは思います。

それを悪いことのように言う人も思う人も けっこうな数、いると思います。

でも、目的が何であれ、自分からがんばって勉強したことに、デメリットがありますか?

「勉強して、損した」なんてことはありますか?

そんなことはないですよね。

別に報酬のために一生懸命やったって、いいじゃないですか。

目的が何であれ、全力で立ち向かって、結果を出した…そのこと自体が、評価されるべきです。

それに対してご褒美を受け取ることに 私は異を唱えません。

うちでもこの一年間、この方法を実際にやってみましたが、デメリットはほとんど見当たりませんでした。

それどころか 実際に息子君に成功体験を重ねさせることにつながったことは、メリットしかなかったと思っています。

たとえそれが 親のてのひらの上で踊らされる結果であったとしても、彼の中で学習することに対する意識が大きく変わりました。

自分のやっていることと自分自身に対するプライド、そして 負けるわけにはいかないという強い気持ちが芽生えたこと。

自分のやっていることに自信を持てるようになれば 放っておいても子どもは自分から机に向かうようになります。

ここまで到達できたなら「ご褒美がないなら勉強をやらないよ」なんてことは まずありません。
 
 
 
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>(๑•﹏•)いつやるの? ლ(ಠ_ಠ ლ)今でしょ!


世の中には「学生時代にもう少し勉強を頑張っておけばよかった」とぶっちゃける親が どれほどたくさんいることか!

あなたはそんなふうに思ったことがないですか?

一方で「勉強は、いつから始めても遅いということはない」なんて意見もよく耳にします。

でも、私はそれは厳密には違うでしょ!と思うんです。

やっぱりやるべき時機が大事です。

タイミングと時流にうまく乗れないと 結局は後悔しか残らなかったり、実質的には自己満足で終わってしまうことが多かったりするので、物事の旬の時期を逃しちゃいけないと思うんですよね。

たとえば 50歳で東大に入った主婦もいますけど

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この方は息子さんも同時に受験生やってて、息子さんの方は東大落ちちゃって、お母さんだけ受かっちゃったそうです。

この著者はうん十年前の受験生時代には東大に受からなかった後悔があって 東大にずっと強いあこがれを抱いていたのです。

さらに元々勉強が大好きなので 学び自体を楽しんでいますから、こういう人であれば「勉強するのはいつからでも遅くはない」はアリでしょう。

でもそれは、人生これから!という子どもたちについては全く当てはまりません。

彼らにとって最も大事なのは適期・・・タイミングです。

まさに >(๑•﹏•)いつやるの? ・・・がとても大事です。

だから 今やるべきことを後回しにしたら お父さんやお母さんみたいに後悔する確率が高まるんだよってことを子どもたちにしっかり教えてあげることが大切だと思うんですが、どんな美辞麗句を並べ立てたところで、その真意が相手に正確には伝わりません。

一般的に人に言われて「あっ!」と気づくということはかなり少ないです。

自分の頭で考えて「あっ!そうか」と気づかなければ、その真意が本当には理解できはしません。

だったら説教ばっかり垂れて 子どもからうざがられるよりも 親自身がいろんな心理作戦や裏の手を駆使して 子どもをコントロールする方が賢明ではないかと 個人的には思うんですよね。

そういう意味で「エビでタイを釣る作戦」・・・ここでいうところの「ニンジンをちらつかせる作戦」を使うことは有効だと感じます。

それで親も子もお互いにwin-winになれれば 一挙両得ではないでしょうか。
 
 
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