勤めている会社で、数年前からTOEICの受験が必須となり、勉強をする教材を探していました。

もともと英語は嫌いではなく、学生時代の成績もそんなに悪くはなかったのですが、10年前に初めてTOEICを受けた時に、その問題量とスピードに圧倒され、またヒアリングにおいては最初からほとんど聞き取れなかったことにショックを受け、今回はきちんとTOEIC向けの勉強をしてから受験しよう、と心に決めていました。

書店で参考書をいくつか見たのですが、いきなり公式問題集に手を出すのは難しそうに見えて、基礎から細かくがっつり勉強できる通信講座の方が自分には向いているような気がしました。

そこで、父が昔 アルクのヒアリングマラソンを受講していたのを思い出し、何となくアルクなら歴史も実績もあるので間違いないのかな、と思い、TOEIC(R)テスト完全攻略600点コースの受講を決めました。

 
この教材に決めたのは 第一に アルクが英語学習に関して実績があることが大きな決め手でした。

実績がある英語専門の会社のものであれば、TOEICに関しても相当な研究がなされた上で教材が作られているだろうなと、信頼できる気がしました。

通信教育はどれもそれなりに高額なため、教材選びで絶対に失敗はしたくはありませんでしたので。

次に重視したのが、教材の難易度です。

前回の受験では600点台でしたので、800点攻略コース辺りにした方がよいのか迷いました。

ただ前述の通り、前回はヒアリングの最初からほとんど聞き取れず、マークシートなので何となく正解そうな答えを選んで600点取れましたが、実際の感触では3分の1くらいしかできなかったように思いました。

ですので、サイトで各レベルの教材のお試しなども見ながら、600点攻略コースでしっかり基礎を固めようと決めました。
 
 


 
 
アルク toeic 600 
 
TOEIC(R)テスト完全攻略600点コースで良かったと思う点は、簡単な問題から聞き取りの練習ができること、学生時代以来すっかり忘れてしまっていた文法を、ある程度解説してくれていることです。

単語の訳がついていて、わからない単語をその度に辞書を引かずに済むのも、地味にありがたいです。

もちろん全くの基礎から忘れてしまっている方は、別途単語集や文法の参考書を購入した方が良いかと思います。

また、テキストやCDの声・音響がとても明るい雰囲気で、英語に抵抗なく楽しく勉強ができるように工夫されているなと感じました。

何か他のことをしながらCDを聞き流すにも、勉強してる!という堅苦しい気持ちにはなりませんでした。

Monthly testは一転、実際のTOEICの雰囲気に近く、緊張感がありました。

この教材で学習した後に実際にTOEICを受けたのですが、やはり教材と本番の問題ではレベルが全然違いました。

もちろん、600点攻略コースなので仕方がないことだと思うのですが。

以前のTOEICテストは、簡単な出題から徐々に難しい出題、となっていたような気がしたのですが、新テストになって、最初から最後までどの問題もそんなにレベルが違わないように思いました。

ですので、このような教材で基礎作りをしたあとに、やはり公式問題集などで実際のテストと同じレベルに慣れておくことも必要だなと思いました。


TOEIC独特の文章の内容(ビジネスシーンや広告など)に則して作られているので、特にReadingテストでは、この教材で勉強する前と後とでは、本番の文章の理解度が全然違いました。

Listeningテストでは、教材で英語の発音やリズムにかなり慣れてきていたにも関わらず、やはり本番のレベルには程遠く、6割程しか理解できませんでした。

でも、ReadingもListeningも自信を持って答えられた問題が6割、2択まで絞れたけどあとは山勘という問題が4割、そのうち半分が当たったという計算で、結果800点台を取ることができました。

実感としての理解度は6割程度なので、600点攻略教材としてはバッチリ効果があったと言えると思います。

これからTOEICの勉強をしようという方は、まず教材選びを慎重にすると良いかと思います。

TOEIC対策の教材は山ほど出ていますが、実際のTOEICを研究して作っているものとそうでないものがあるように思います。

そして、どのレベルの勉強をしていても、最後に必ずTOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編を解いてから本番に臨むことをお勧めします。
 
 


ライター:CO(TOEICスコア820)